おはこんばんちは。
発表された時からゾンビに噛まれた母親が残り少ない時間を使って息子に生き残るための術を教えるという設定に惹かれて楽しみにしていました。
2022年5月のニンダイで2022年配信と発表されてからなので、約2年待った作品ですね。
それでは、Undyingのレビュー・感想を綴っていきます。
作品概要
対応機種 |
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プレイ機種 | Nintendo Switch |
発売日 |
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ジャンル | ゾンビサバイバル |
レビュー時点のプレイ時間 | 約37時間(やり直し込) |
レビュー時点のプレイ状況 | 難易度 冒険(ノーマル) 1ルートクリア(ED中エラー落ちで終了) |
レビュー時点のソフトウェアバージョン | Ver. 1.0.1.41634 |
良かった点
親子の設定
今回ゾンビに噛まれてしまった母親アンリンが残りの時間を使って、息子コーディに生き残る術を教えるために料理やクラフトといったことを1つずつ教えていく。
それをコーディが見たり、手伝いをして実際に一人でできるようになっていく。
またある程度日数が経つとアンリンは徐々に症状が出てくる。
それでも息子のためにやることをやるアンリンに母親の強さみたいなのを見ることができる。
苦しい状態でも1日を頑張って生きる親子の姿というのはくるものがある。
サバイバル要素
今作ノーマルでもかなり難しさを感じたが、それがまた良いと思った。
得られる素材についてもこれは足りないとかもあったのでやりくりしなければならないし、時間も意外とありそうで足りない事が多かった。
特に遠出する際にはその移動だけで時間がかかってしまうので、回れる場所も限られてくるし、その中で限られた物資をかき集めたり次に進むためのヒントを探したり…。
思ったほど探索がうまく行かなかったという時はやり直しをしたりと、ちょっとミスったら詰むんじゃないか?ぐらいの難しさを感じていました。
実際にはそこまでやったおかげで終盤余裕は割とあったので、実際そこまでやらなくてもよいのかもしれないが、この後で何が起こるか展開が読めない以上、そこまでやっておいて良かったのかなぁと今は思っている。
イマイチな点
エラー落ちが多い
バグはまだ取り返しのつかないものはないんでいいんですが、エラー落ちが多い。
スイッチ版だけでPCなら問題ないのかもしれないが、とにかく色んなところで落ちます。
10時間以上ぶっ続けでプレイしていて…とかならまだ100歩譲って分からなくもないが、エラー落ちして起動し直してから1時間足らずで落ちたりしているので、最適化とかの問題か。
一番萎えたのはED中に落ちたことですね。
最後ようやく終わったと思ったらエラー落ち…。
そのEDだとなぜか先にも少し触れたセーブできない問題でまた分岐からやり直さないといけないので、めちゃくちゃ萎えたのもありやり直す気力も失せてしまった。
バグ
色々起こりすぎていて実は仕様なのでは?と思うほど。
最初に行くことができるようになる農場だが、そこにいる登場キャラのイベントをこなしていないのに途中でいなくなるんですよね。
農場にいる人物を殺すか従うかみたいな形になるが、殺していなかった場合も次の日にはいなくなっていてイベントの進行が不可能です。
進行しなくてもストーリー進行には影響は無いけど、何なんだこれは…状態。
他にもストーリー進行の場所をマップに示してくれることがあるけど、行ってみたら全く何もないところだったり…。
あと分岐によってはオートセーブだけじゃなく手動セーブもできなくなっているんですが、これは仕様なのか分からず。
没入感を妨げる文章
元々Steamでも購入できるが、今回スイッチ版を待っていた理由の1つにローカライズがあります。
TGS2023でUndyingを遊んだことがあるが、その時はキャラの名前すら安定していなかった。
機械翻訳だからなんだろうけど、コーディがコディになっていてこれはどっちなんだ…と。
そういったことを考えると、多少気になるところがあるが何とか読めるぐらいにはなっているのでマシではあるかな。
その代わりになんじゃこりゃというのが結構あった。
ローカライズは昨年プレイした時は比べたら良くなっていたけど、没入感を妨げる感じのが多いですね。
処理落ちが多い
場所によってlめちゃくちゃ処理落ちします。
特にゾンビが多く出現するところではかなりカクカクしますね。
人ならまだしもゾンビの場合は戦闘がやりづらくなるので勘弁してほしかった。
最後に
今回はUndyingを紹介しました。
親子の設定は非常に良くて、サバイバルとしても結構難しいと感じるほどの調整は非常に良かった。
ただそれを無しどころかマイナスになるほどのバグやエラーが酷すぎましたね。
2年待ってこれなのかー感は正直なところ強かったので、ここまで来たらスイッチ版はもう少し後もしくは発売しなくても良かったように思える。
ゲームとしては面白いだけにこういうところでマイナスになってゲーム体験を壊してしまうのは非常にもったいないと感じましたね。
それでは、また。
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