おはこんばんちは。
8月29日に『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』が発売予定で購入を考えていますが、その前に過去作をプレイしてみました。
リメイク版にしようと思ったのですが、Wii Uのニンテンドーeショップが終了する前に購入していたことを思い出し、今回は原作をプレイしました。
というわけで、今回は『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』のレビューを綴っていきます。
作品概要
対応機種 | ファミコン ゲームボーイアドバンス Wii バーチャルコンソール※1 ニンテンドー3DS バーチャルコンソール※1 Wii U バーチャルコンソール※1 ※1 サービス終了のため、購入不可 |
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プレイ機種 | Wii U バーチャルコンソール (前後まとまったファミコンベース) |
発売日 | 1988年4月27日(前編) 1988年6月14日(後編) ファミコン 2004年8月10日 ゲームボーイアドバンス 2007年10月16日 Wii バーチャルコンソール※1 2013年4月24日 ニンテンドー3DS バーチャルコンソール※1 2014年5月28日 Wii U バーチャルコンソール※1 ※1 サービス終了のため、購入不可 |
ジャンル | テキストアドベンチャー |
レビュー時点のプレイ時間 | 約13時間 |
レビュー時点のプレイ状況 | ストーリークリア |
レビュー時点のソフトウェアバージョン | なし |
良かった点
緊迫感あるストーリー展開
人が結構殺されるため、犯人の予想がつく展開ではありますが、ストーリー自体は非常に良くできています。
特に終盤の伏線回収がスムーズで、進めていて爽快感がありました。
推理をメインにする場面はほとんどなく、純粋に物語を楽しむタイプの作品なので、ストーリーにしっかり力が入っているのが伝わってきます。
イマイチな点
次に進めない苦しみ──コマンド総当たりのストレス
話を聞いたり調べたりといった適切なコマンドを選んで進めていく形式ですが、これが思った以上にストレスでした。
次に何をすればいいのか分からなかった時、ひたすら全コマンドを試す羽目になるんですよね。しかも、内容によっては同じコマンドを何度か選ばないと進まない場面もあって、これが本当に面倒。
コマンドの種類が少ないならまだ良かったんですが、それなりに選択肢が多い中で何度も繰り返す作業が必要になるのは、正直かなり辛かったです。

今回は使いませんでしたが、純粋にストーリーを楽しむ目的であれば、攻略サイトを見ながらプレイするのも有りかもしれないと感じました。それくらいにはコマンド選択に対する煩わしさが強かったですね。
このゲームは推理要素というより物語を楽しむタイプの作品だと思うので、こういう形式になっているのも理解はできます。ただ、読んでいて次のページがなかなか開かない小説のようなもどかしさがあるのも確か。
まぁ、このへんはもう自分との戦いですね…。
判定のシビアさ
調べる場面では、場所を指定して選ぶことがあるのですが、その判定がかなり狭いです。
一見、該当していそうな箇所を選んでも、実は微妙にズレていて進行しないこともあり、細かい位置をピンポイントで狙わないといけないのが少し厄介でした。
まぁ、この判定の狭さのおかげでたまたま先に進めた場面もあったので、一概に悪いとは言えませんが……。
最後に
今回は『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』を紹介しました。
『笑み男』の発売前にやっておこうと思いプレイしましたが、コマンド選択式のシステムは正直あまり好きにはなれませんでした。スムーズに進める分には問題ありませんが、そうでない時は本当にストレスが溜まります。
正直、これなら『笑み男』はスルーしようかとも思いました。とはいえ、せっかく購入した作品ですし、ストーリー自体は良かったので、引き続きこのシリーズを遊んでみようと思います。
次にプレイ予定の『うしろに立つ少女』はSFC、『笑み男』はSwitchと、ハードが新しくなるぶん、遊びやすさが改善されている可能性にも期待しています。
それでは、また。
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