【マリルイ ブラザーシップ】絆がコネクタルランドを救う!感動のストーリー【レビュー】

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おはこんばんちは。

マリオ&ルイージRPGシリーズは、GBAで発売された初代以来のプレイでしたが、気になって買ってみました。
想定よりボリュームがあり、ちょっと驚きました。

それでは、『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』のレビューを綴っていきます。

目次

作品概要

2024年12月7日時点の内容です。

対応機種Nintendo Switch
プレイ機種Nintendo Switch
発売日2024年11月7日
ジャンルアクションRPG
レビュー時点のプレイ時間約52時間30分
レビュー時点のプレイ状況ストーリークリア
サブエピソードすべてクリア
レビュー時点のソフトウェアバージョンVer. 1.0.0

良かった点

マリルイ兄弟と仲間たちの絆を描くストーリー

コネクタルランドを復興させるストーリーは素直に楽しめました。
マリオとルイージ兄弟の絆だけでなく、コネクタルランドに住む人々との様々な絆も描かれています。
同じ想いを持つ人々が船島に集い、力を合わせて島をつなぎ、コネクタルランドを復興していく姿はとても良かったです。
それだけに最後はクリアするのを躊躇うほど感情移入してしまいました。

ピーチ姫も一員としてスカーフ巻いてマリオたちに協力してくれる

戦闘

一部イマイチところは正直ありましたが、それでも戦闘自体は十分に面白いと感じました。

シンプルで緊張感のある戦闘

攻撃・防御ともにアクション操作が必要で、シンプルながら面白いです。
基本はAボタンとBボタンの組み合わせですが、一部のブラザーアタックではスティック操作や暗記力も求められます。
てきとーに操作すると失敗するため、難しすぎず極端に簡単でもないバランスが良いですね。
ブラザーアタックでエクセレントが出た時の演出も気持ち良かったです。

ブラザーアタックの演出は決まると気持ちいい

防御をおろそかにすると雑魚敵でもやられてしまうことがあり、程よい緊張感を持ってプレイできたのも良かった点です。

戦況を変える戦略性高いバトルプラグ

個人的に特に気に入っているのがこのバトルプラグです。
バトル中にも付け替えられるので、そのターンに応じてプラグを変えられ、不利な状況でも一気に挽回できるのが良かったです。
例えば、ブラザーアタックを使い続けるために体力が減ったら自動でシロップを飲む設定にしたり、周囲に効果を及ぼすプラグで味方を強化したり、状態異常で相手の行動を封じるプラグなど、様々な使い方ができました。
また、特定の系統でクリティカルが重複したり、プラグの組み合わせで単体攻撃を全体攻撃に変えられるコンボもあるのが良かったです。

特に役立ったのが「かってにエクセレント」というプラグで、アクションを自動的にエクセレント判定にしてくれる魔法のような存在です。
序盤で覚えられるのはありがたかったのですが、後半になると新しく覚えたブラザーアタックがうまく決まらないことがあったため、このプラグを使って動きを参考にしていました。
練習モードで練習もできますが、実戦でこのプラグを使いながら覚えるのも効率的だと思います。
また、絶対にエクセレントを決めたい場面でも大いに助かりました。

脇役ルイージが輝く!ルイージセンスの効果と魅力

普段は脇役のルイージですが、主役になっても奇妙な屋敷探索など割とかわいそうな扱いを受けています。
そんな中、本作はルイージが輝く数少ない(?)機会の一つだと感じました。
この「ルイージセンス」は特定の場所や一部のボス戦で発揮されます。

ルイージが活躍してくれるのは嬉しい限り

成功すれば確定で敵を気絶させられるため、劣勢の時に立て直すチャンスになります。
また、攻撃がすべてクリティカルになるので、それを活かしてブラザーアタックを叩き込むことも可能です。

上手く決まれば気持ちがいい演出も見れられる

イマイチな点

操作に統一感がない

戦闘時のルイージの操作に統一感がなくて少しモヤッとしました。
マリオはすべてAボタンで操作が完結するのに対し、ルイージはアクション選択はAボタン、実際のジャンプなどの操作はBボタンとバラバラです。
XボタンやYボタンは他の用途で使われていてキャンセルができないならまだわかりますが、実際は使われていないので、ルイージはコマンド選択も含めてBボタンで統一してほしかったですね。
操作自体は難しくなくAとBボタンを押せば良いのですが、統一感のなさで少しストレスを感じました。

あとショップでの戻る操作も同様にわかりづらかったです。

戦闘のテンポの悪さ

戦闘にはアクション要素があり、ずっと見ているだけではないのは良かったです。
ただ、敵の攻撃ターンが比較的長めで、戦闘時間が伸びやすくテンポが悪いと感じました。
敵の人数が多い時にはコンビネーション攻撃のような演出でテンポを崩さない配慮は感じられ、良心的だとは思いますが、それでも「まだ続くのか」と思うことが多々ありました。
個人的には、攻撃回数を減らしてダメージを増やす形にしてくれたほうが快適だったかなと思います。

戦闘自体は楽しい部類なので、テンポの悪さは非常にもったいないと感じました。

戦闘を避けられないレベル差のストレス

サブエピソードで過去に攻略した島へ行くことがありますが、状況によっては雑魚との戦闘が避けられません。
経験値は大したことないのに、雑魚の動きが無駄に速かったりして、戦闘を避けられずストレスを感じることもありました。
幸い逃走率は100%なので、逃げられる点はまだ救いですが、戦闘開始時にロードが入るのもあって面倒に感じました。
『ペーパーマリオRPG』のように、戦闘せずに雑魚を倒せる「ヤッツケアタック」的なシステムが欲しかったですね。

T4nat0S

少し強化されて、経験値が増えるだけでも違うんだがなぁ…。

着いてこないルイージにイライラ

ジャンプや移動の際、稀にルイージが引っかかってマリオに着いてこないことがありました。
着いてこないだけならまだしも、そうなるとマリオがルイージに引っ張られてしまうのが気になりました。
例えば登っている途中でルイージだけ転落した場合、マリオがわざわざ降りて迎えに行く動きになるのですが、正直「なんだかなぁ」と思いました。
終盤の見えない床を進む場面でもルイージが転落して、あと少しのところで引っ張られた時は特にイライラしました。

ある程度離れたら強制的に引っ張られるのではなく、着いてこなくても先に進めるようにしてほしかったです。
戦闘時にマリオ一人になるリスクやイベント開始にルイージが必要といった部分はそのままでも良いので、進行を妨げない仕様のほうが遊びやすいと思います。

最後に

今回は『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』を紹介しました。

気になる点は結構ありましたが、戦闘やストーリーは普通に楽しめました。
GBAで発売された初代以来のプレイでしたが、他の『マリオ&ルイージRPG』シリーズもリメイクやリマスターされたらぜひ遊んでみたいと思います。
3DS版も持っているので実機で遊ぶこともできますが、それはちょっと悩みどころですね。

サブ要素も含めて30時間くらいかと思っていたのですが、実際には50時間もかかって驚きました。
かなりボリュームのある作品でしたが、最後まで楽しめて良かったです。

最後に、マリオとルイージの声優さんがチャールズ・マーティネーさんからケビン・アフガニさんに変わりましたが、本当に変わったのかと思うほど違和感は全くありませんでした。

それでは、また。

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