Nintendo Switch 2の正式発表を見て思ったこと

おはこんばんちは。

2025年4月2日22時に行われたNintendo Directで、Nintendo Switch 2がついに公開されました。
これについて、思ったことや気になったことをゆるくつぶいていきたいと思います。

ちなみに、書き出してみたらめちゃくちゃ長くなりました。

目次

Nintendo Switch 2 Direct

Nintendo Switch 2 ハード編

予想を超えてきたスペック

スペックを聞いたときには、正直かなり驚きました。
価格を抑える方向で、テーブル/携帯モードではフルHD60fps固定、TVモードでは4K30fpsくらいかなと予想していたんですが──

後述する価格も含めて、良い意味で完全に裏切られました

テーブル/携帯モード

なんと、フルHD120fpsかつHDR10対応です。
GPUやCPUの詳細はまだ分かりませんが、ディスプレイ性能だけ見ればSteam Deckよりも上ですね。

画面サイズは7.9インチで、有機ELモデルの7.0インチからしっかり大きくなっています。
iPad miniが8.3インチなので、「iPad miniに近いサイズでゲームができる」と思うとワクワクしますし、テーブル/携帯モードでもかなり快適に遊べそうだと感じました。

しかも、大きくなったとはいえ本体の厚みは変わっていないので、そこまで重みを感じることはなさそうです。

あと、画面が大きくなったことで、Nintendo Switch 2 Liteの需要も意外とありそうですよね。
ポケモン本編がSwitch2専用で発売されるタイミングでは、もう1台持っておきたくなるので、Liteの登場にも密かに期待しています

ひとつ気になったのはベゼル幅。
有機ELモデルとほぼ同じくらいだと思いますが、ベゼルレスの上位モデルが出てくるのでは?とちょっと妄想しています。

TVモード

最大4K60fpsで動作することから、性能的にはPS4 Proと同等か、それ以下くらいかなという印象です。
少なくとも、ローンチで『サイバーパンク2077』が出る時点でPS4以上なのは間違いないですが、それでも「よくここまで上げたな」と感心しました。

今回の発表の中で特に驚いたのが、『メトロイドプライム4 ビヨンド Nintendo Switch 2 Edition』です。
4K60fps・HDR対応のクオリティモードと、フルHD120fps・HDRのパフォーマンスモードを選べるようになっているのですが、まさか任天堂タイトルで2つのモードが選べる時代が来るとは思いませんでした。

ただ、一つ気になったのがドックの冷却性能です。
構造的に、上のスペースにある程度余裕がないと熱が逃げにくそうで、季節によっては発熱による故障リスクも出てきそう。
置き場所にはしっかり気をつけたいですね。

Joy-Con 2

スティックの耐久性向上

簡単に触れられてはいましたが、スティックの耐久性が上がったのは本当に嬉しいポイントです。
有機ELモデルや『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』エディションのJoy-Conでは、幸いにもドリフト現象が一度も起きませんでしたが、初期の頃はかなり多かった印象があります。

おそらく現行のSwitchでもドリフト問題はある程度改善されているとは思いますが、Switch2でもしっかりとこの問題に向き合い、耐久性を高めてきたのは素直にありがたいですね。

Cボタン

Nintendo Switch 2 Directの前から注目されていたCボタン。
(ゲーム配信や動画作成用としての)CaptureやCameraの「C」かなと思っていたんですが、実際のところ主な機能はChatのようです。
とはいえ、周辺機器のカメラを接続すれば自分を映して楽しむこともできるので、一応CameraのCでもありそうですね。

Cから始まる色々なコミュニケーション要素が詰まっていそうなので、まとめて「CommunicationのC」と考えておくのが良さそうです。

で、肝心のCボタンなんですが……正直、全く刺さりませんでした。
残念ながら友人がいないので、使い道がまったく無いんですよね。
過去を振り返っても、LINEやDiscordで数回だけ音声通話をした程度ですが、「アプリ立ち上げるの面倒だな」と感じることもあったので、ゲーム機本体だけで完結できるのは便利そうだなとは思いました。

そんな使い道のないチャット機能ですが、Switch2本体にノイズキャンセリング付きのマイクが搭載されているのは地味に嬉しいポイントです。
サラウンド環境で遊びたいけど、チャット中にゲーム音が相手に入るのが気になるときって、ヘッドフォンが必須になりがちなんですよね。
その煩わしさが軽減されるのはありがたいです。

T4nat0S

ヘッドフォンを付けると頭が痛くなるので、付けなくても周りの音を気にせずに楽しめるのは嬉しい。

ちなみに、チャットだけじゃなくてゲームの遊びにもマイク機能が使われるようになったら、楽しみの幅が広がりそうだなとも思いました。

マウス操作

Joy-Con2で一番期待しているのが、マウス操作です。
キーボード+マウスの操作ってどうしても煩わしく感じることが多くて、「左手はパッド、右手はマウスで遊べたらいいのに」とずっと思っていました。
そんな中で、『メトロイドプライム4 ビヨンド』がそのスタイルに対応すると聞いて、ついに来たか!という感じです。

他のFPSやTPSでも同様の操作に対応する可能性はありますし、クラフト系のゲームでも素材を掴んだり配置したりする時にマウス操作ができると、より直感的に楽しめそうです。

ただ、ひとつだけ懸念していることがあります。
それは、マウス操作によってJoy-Conが接するテーブル面の耐久性は大丈夫なのか?という点です。
また、テーブルによってはうまく反応しないこともありそうなので、やっぱりマウスパッドを使った方がいいのかな?といったあたりもちょっと気になります。

おすそわけ通信

もともとJoy-Conを“おすそわけ”して一緒に遊ぶことはできましたが、Switch2では「おすそわけ通信」に対応しました。

まずはローカル通信限定ですが、対応ソフトを相手のSwitchやSwitch2に一時的に共有できるようになっています。
さらに、Switch2限定ではありますが、ゲームチャットを使用することでインターネット経由でもおすそわけ通信が可能になりました。

Switch2さえあれば、遠くに住んでいる友人や家族とワイワイ遊べるのがいいですね。
おすそわけ通信にぴったりな作品として『世界のアソビ大全51』が対応しているのも、良いと思います。

俺には縁がない機能ですけど、機能としては本当に素晴らしいと思いました。

価格と発売日

Nintendo Switch 2の発売日は、2025年6月5日に決まりました。
Directの日時も含めて「2」にこだわるのかなと思っていたので、5月22日か6月12日あたりかと予想していましたが、違いましたね。

そして、気になる価格は49,980円(税込)です。
Switch2 Directでは価格発表がありませんでしたが、収録時点ではまだ決めきれておらず、ギリギリまで悩んだのかもしれません。

対応言語は日本語のみ、「国/地域」を「日本」に設定したニンテンドーアカウント限定という点はやや特殊ですが、それでもこの性能・機能でこの価格はかなり安いと感じました。
ちなみに、多言語対応のグローバル版も用意されていて、こちらは69,980円(税込)。スペック的にはそちらの価格が本来の適正とも言えるでしょう。

この価格設定は、おそらく山内溥さんの「ハードというのはどうしても遊びたい“ソフト”を遊ぶために、しかたなく買ってもらう箱」という思想を、現代の任天堂なりに受け継いだ結果なんだと思います。
今の日本で7万円近いハードを、幅広い層が気軽に買えるかと問われれば、やはり厳しいですしね。
任天堂はハードで利益を出さずとも、日本のユーザーを大切にする選択をしたんだなと感じました。
某社のように日本を切り捨て、転売対策も甘い企業とは、やっぱり違いますね。

一方で、ソフトの価格はしっかり上がっています。
ローンチタイトルの『マリオカート ワールド』は、ダウンロード版:8,980円(税込)/パッケージ版:9,980円(税込)と、Switch時代と比べて2,000〜3,000円ほど高くなっています。

ハードは赤字でも、ソフトで回収するという戦略なのかもしれません。
Switch2用の新型ゲームカードの導入や、近年の開発費高騰を考えれば、任天堂としてもかなりギリギリの判断だったのではと感じます。
とはいえ、日本だけ安くすることで海外から反感を買う可能性もあるので、そのあたりは少し気になりますね。

転売対策

初代Switchも、発売後は品薄状態が続き、転売ヤーに狙われていた時期が長かったですが、実は発売前の時点ではそこまで争奪戦という感じではなかったんですよね。
当時はヨドバシで制限なく予約を受け付けていましたし、俺も普通に発売日に買って、『ブレス オブ ザ ワイルド』や『1-2-Switch』で遊んでいました。

それを思うと、Switch2もスムーズに買えるのが理想だったんですが、Switch一強状態の今となってはそうもいかず、抽選予約で勝ち取るしかない状況になっています。

気になる転売ヤー対策ですが、抽選予約にあたって以下のような条件がしっかり設定されています。

  • 2025年2月28日時点で、Nintendo Switchソフトのプレイ時間が50時間以上(無料や体験版を除く)
  • 応募時点で「Nintendo Switch Online」に累積1年以上の加入期間があり、応募時にも加入している

この条件だと新規ユーザーには厳しいですが、転売ヤーに渡ってしまうことで、既存も新規も買えなくなるのが一番不幸なので、こればかりは仕方ないと思います。
ただ、プレイ時間は10倍の500時間でも良かったんじゃないかと感じてます。

抽選予約を申し込んだあとは、もう運を天に任せるしかありませんが、長く遊んでいる人や追加パック加入者などをもう少し優遇しても良かったのではとも思います。
条件をギリギリ満たしているような転売目的のユーザーに当たってしまう可能性も、ゼロではないので。

T4nat0S

サービス開始時からNintendo Switch Onlineも追加パックも加入。
総プレイ時間2000時間以上だが、それで外れたらちょっと悲しい。

とはいえ、一番の理想はやっぱり全員当選ですね。

全員当選が一番幸せ

あとは、小売側がどれだけうまく対策してくれるかにも期待したいです。

任天堂ソフト編

カービィのエアライダー

あの丸みのある星が現れた瞬間、「あ、ワープスターだ」→「カービィ新作だ!」とすぐに察しました。
そこからワープスターにジェットがついて、まさかのエアライド…?とザワつき始め、ついに『カービィのエアライダー』が発表されました。

Nintendo Directの演出の巧さが本当に光っていましたね。
リマスターでも十分に喜ばれる作品ですが、まさかの新作として登場。しかもディレクターは桜井政博さんです。

発売日は「今年中」という情報だけでしたが、11月21日(金)=任天堂の日でもあるので、個人的には11月21日発売と予想しています。

もうこれは、もちろん買いです。

ドンキーコング バナンザ

注目したいのは、ドンキーコングのデザインです。
SFCやSwitchなどで登場していたドンキーと比べると、どこか幼さを感じる見た目でした。

ちょっとかわいいなと思った

最初は「これは別ゴリラでは?」と思ってしまいましたが、公式サイトを見る限り、ドンキーコング本大猩猩のようですね。

ゲーム内容としては、『ブレワイ』や『ティアキン』のようなオープンワールド系と思われますが、何よりも“破壊”にこだわっている印象があり、ストレス発散が気持ちよくできるタイプの作品になりそうです。
また、一部には2Dステージっぽい映像もあったので、『ソニックフロンティア』のような2Dと3Dの融合型かもしれません。

Switch2のローンチタイトルではなかったのは残念ですが、これはもう買いですね。

マリオカート ワールド

2025年12月末までの期間限定生産で、Switch2との同梱版も決定している『マリオカート ワールド』。
ローンチタイトルとしては間違いなく売れる作品になりそうです。

今回はオープンワールド形式で、牛がいたり、ギミックも色々ありそうで、これまでのマリオカートとはまったくの別物になる予感がしています。
新しい遊びの幅がどう広がるのか、今からワクワクしますね。

4月17日 22時から配信予定の『マリオカート ワールド Direct』も、しっかりチェックするつもりです。
新要素の詳しい紹介にも期待しています!

Nintendo Switch 2のひみつ展

価格は990円と非常にお手頃。
Nintendo Switch 2の機能を色々と知ることができるようで、「Switch2で最初に遊ぶソフト」としてちょうどいい気がしました。

なんとなくですが、ニンテンドーミュージアムのSwitch2特化バージョンのような印象もありますね。
遊びながら自然に新しい本体のことが分かる構成になっていそうです。

いずれ、実際のニンテンドーミュージアムにもSwitch2が展示される日が来ることを期待しています。

ドラッグ アンド ドライブ

これはおそらく、Joy-Con2のマウス操作を活用した車椅子バスケの作品なんだと思います。
3on3ということで、誰かと遊ぶことが前提っぽいため、購入するかどうかはちょっと悩むところですが…。

Joy-Con2の機能をフル活用するという点では、非常に興味深いタイトルです。
Switch2ならではの操作体験が味わえるなら、プレイしてみたくなる1本かもしれませんね。

Nintendo Switch 2 Editon

いくつかのタイトルで、Nintendo Switch 2 Editionの発売が決定しています。
既存のSwitchソフトに、Switch2ならではの機能や新しいゲームモード、画質やフレームレートの向上などが加わった形になっています。

ちなみに、パッケージ版やダウンロード版を持っていれば、アップグレード料金を払うだけでSwitch2 Editionにアップグレード可能です。
そして特筆すべきは、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『ティアーズ オブ ザ キングダム』については、追加パック加入者であればそのまま遊べるという点。これは本当にありがたい。

今後発売される『ポケモンレジェンズ Z-A』や『メトロイドプライム4 ビヨンド』もSwitch2 Editionの登場が決定していますし、先日のNintendo Directで発表された『リズム天国』や『トモダチコレクション』も対応する可能性がありそうで、ちょっと楽しみですね。

ニンテンドーゲームキューブ Nintendo Classics

ファミコンから今に至るまで、任天堂のハードは一通り遊んできましたが、その中で一番楽しんだハードを挙げるとしたら『ニンテンドーゲームキューブ』です。
思い出補正はもちろんありますが、今回の発表を見たときは「ついに来たか…!」と心の底から思いました。

なお、このゲームキューブソフトの配信は、Switch2専用かつ追加パック加入者向けのサービスとなっています。
正直、ローンチタイトルがゼロだったとしても(さすがに無いですが)、これのためにSwitch2を買う価値があると感じたほど魅力的な内容でした。

まず最初に配信されるのは、『ゼルダの伝説 風のタクト』、『ソウルキャリバーII』、『F-ZERO GX』の3本。
どれも当時遊んでいたタイトルなので、またプレイできるのは本当に嬉しいです。

今後のラインナップにも注目していて、『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』、『ポケモンXD』、『ポケモンコロシアム』の配信も確定。

このラインナップだけでもお腹いっぱい

ラインナップにはまだ無いですが、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』、『動物番長』、『スターフォックス アサルト/アドベンチャー』、『カスタムロボ バトルレボリューション』、『ウェーブレース ブルーストーム』、『大玉』、『エターナルダークネス』、『メトロイドプライム2』など……個人的に今後出てきてほしいタイトルはたくさんあります。

他社ソフトでも、『ソニック』シリーズ、『バイオハザード』シリーズ、『ファンタシースターオンライン エピソード1&2』『ファンタシースターオンライン エピソード EP3』、『ロックマンX コマンドミッション』など、また遊びたい作品が山ほどあるので、ぜひ実現してほしいですね。

しかも、ゲームキューブコントローラも発売決定なので、スマブラの新作も出たら嬉しい。
『スマブラSP』であれだけやったので、それを超えられるのかは気になります、期待してしまいます。

ソフトメーカー編

ELDEN RING Tarnished Edition

Switch2の発売日次第では『ELDEN RING NIGHTREIGN』がローンチに来るのでは?と予想していましたが、まさかの本家『ELDEN RING』が登場するとは……驚きました。

今回発表されたTarnished Editionでは、4種類の新防具が追加されたり、霊馬トレントの見た目変更が可能になったりと、嬉しい要素がしっかり盛り込まれています。

Switch2だけの専用販売だったら、「トレントの見た目をエポナ風にできたりするのでは?」と密かに期待していましたが、
他のプラットフォームでもダウンロード販売される予定とあるため、そういったハード限定要素は無さそうで少し残念ですね。

ちなみに……『アーマード・コア VI』もSwitch2に来てくれませんかね?

ゼルダ無双 封印戦記

『ティアーズ オブ ザ キングダム』の前日譚として語られるストーリー。
『ブレス オブ ザ ワイルド』にも『厄災の黙示録』という前日譚がありましたし、本作の登場も可能性としては十分ありましたが、まさかこのタイミングで発表されるとは思いませんでした。

ちなみに発売は“今冬”とのことなので、こちらも気長に待ちたいですね。

DAEMON X MACHINA TITANIC SCION

『デモンエクスマキナ』は未プレイなのですが、これはかなり気になりました。
短い映像時間ながら、キャラクターやアーセナルのデザインがかっこよく、動きも非常にスピーディーで、めちゃくちゃ良かったです。

本作はSwitch2だけでなく、PS5・Xbox Series X|S・Steamでも発売が決定していますが、まさかその中にSwitch2が並んでくるとは…。
あえてPS4を切ったのか、それとも入れられなかったのかは分かりませんが、Switch2がPS5やSeries X|Sと並ぶ形で発表されたことには正直驚きました。

The Duskbloods

これが今回のソフトメーカーラインナップの中で、一番の衝撃でした。
ムービーを見た瞬間、「Bloodborne2か!?」と思ったし、まさかフロム・ソフトウェアがSwitch2で独占タイトルを出すとは……。

もちろん、今後PSやPCにも出る時限独占の可能性はあるとは思っていますが、任天堂ハードに据置機向けの独占タイトルを出すのは、たぶんWiiで発売された『天誅4』以来じゃないかな。
それくらいのインパクトがあって、本当に驚きました。

タイトルに「Blood」が入っていることもあって、Bloodborneのソウルを受け継いでいるような雰囲気がしっかりあって期待大。

……ただ、一つだけ気になるのがPvPvEであること。
PvPvEと聞いて真っ先に思い出したのが、TGS2023やネットワークテストでプレイした『SYNDUALITY Echo of Ada』なんですよね。
「これどこが面白いの?」って思うほど、正直まったく刺さらなかったので、PvPvEという形式に対してちょっと不安はあります。

とはいえ、おそらくネットワークテストは実施されると思うので、参加できるならぜひ触ってみたいところ。
今の段階ではまだ未知数だけど、期待も不安も入り混じっている、そんな作品です。

ローンチタイトル

Switch2のローンチタイトルは、現時点で22本が発表されています。
今後、Switch2に併せて新たに発表されたり、発売日が変更される可能性もありますが、現段階でわかっているのは以下のラインナップです。

  • アーケードアーカイブス2 リッジレーサー
  • 祇(くにつがみ):Path of the Goddess
  • サイバーパンク2077 アルティメットエディション
  • サバイバルキッズ
  • Sid Meier’s Civilization VII Nintendo Switch 2 Edition
  • シャインポスト Be Your アイドル!
  • ストリートファイター6 Years 1-2 ファイターズエディション
  • スプリット・フィクション
  • ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム Nintendo Switch 2 Edition
  • ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド Nintendo Switch 2 Edition
  • DELTARUNE
  • Nintendo Switch 2 のひみつ展
  • 信長の野望・新生 with パワーアップキット Complete Edition
  • HITMAN World of Assassination – Signature Edition
  • Fast Fusion
  • フォートナイト
  • ぷよぷよテトリス2S
  • ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー HDリマスター
  • ホグワーツ・レガシー Hogwarts Legacy
  • マリオカート ワールド
  • 龍が如く0 誓いの場所 Director’s Cut
  • 龍の国 ルーンファクトリー Nintendo Switch 2 Edition

ローンチタイトルの数自体は多いですが、他ハードでも出ている作品がそのままSwitch2に来ているケースが多いため、インパクトとしてはやや控えめかもしれません。

とはいえ、未プレイの方はもちろん、Switch2ならではの変化や進化を楽しむために、既に遊んだタイトルをもう一度プレイするのもアリだと思います。
そういう意味では、数としては十分すぎるほどですね。

特に印象的だったのは『サイバーパンク2077』。
大抵の作品はSwitch2に移植できますよというアピールにも見えて、ハードとしての頼もしさを感じました。
これをローンチに持ってくるのは、なかなか上手い判断だったと思います。

Miiverseの後継、ちょっとだけ期待してました

昔、Wii Uや3DSにあったMiiverse的なサービスがSwitch2で復活するのでは?と、少しだけ期待していました。
SwitchではXにスクリーンショットや最大30秒の動画を投稿できましたが、昨年その連携が終了してしまい、投稿ができなくなってしまいました。

これはX側の仕様変更によるものなので仕方ないのですが、ハッシュタグで検索して他のプレイヤーの投稿を見たり、ゲームの盛り上がりを感じたりできなくなったのはちょっと寂しかったです。

だからこそ、「他社の仕様に振り回されるくらいなら、自分たちでSNSを作っちゃえばいいんじゃない?」という発想で、Miiverseのようなサービスがまた出てくるのでは……とほんのり期待していました。
現時点では発表されていませんでしたが、今後の続報で出てくる可能性はあるかもしれないので、引き続きちょっとだけ期待しています。

スペック強化で広がる視野、PS・PCユーザーも視野に?

今回紹介された『DAEMON X MACHINA TITANIC SCION』もそうですが、Switch2の性能が上がったことで、PS5やXbox Series X|Sとのマルチが可能になっているのは、正直びっくりしています。
もちろん、全てのタイトルがマルチになるとは思いませんが、それでも同じ土俵に立てるようになったというのは、これまでの任天堂ハードではちょっと考えられなかったことです。

今までの任天堂は、「高性能路線はPCやPS・Xboxに任せて、自分たちはギミック優先で面白い体験を提供する」というスタンスで、Wii以降はスペックをそこまで重視していない印象がありました。
でもSwitch2では、ギミックだけでなく、スペック面でも携帯機/据置機として申し分ない性能になっていて、PCやPSユーザーの取り込みも狙っているように見えます。

すべてのスペックがまだ公開されているわけではありませんが、価格的にもSteam Deckに劣らないどころか、むしろ勝っているように感じる部分もあります。

このまま高性能路線を続けると、ハード価格やソフト開発費が上がっていくことで、ゲーム人口が減ってしまうリスクもある中で、任天堂が「そこに待ったをかけに行った」のかな……なんて、勝手ながら想像しています。
あくまでも素人目線の想像ではあるんですが。

それに、任天堂が性能面である程度追いつけるようになったということは、裏を返せば高性能路線自体がやや頭打ちになっているのかもしれません。
PS1からPS4までの進化は本当にすごかったですが、最近はそこまでの驚きが少ないようにも思います。
それだけ、PS2〜PS4の伸び幅が大きかったということでもあるんですけどね。

もしもソフトが売れなかったら──

今回、ハードがかなり安く設定されていて、そのぶんソフトの価格が高くなっている印象です。
なので、Switch2と『マリオカート ワールド』の同梱版だけ買って満足してしまい、「他のソフトは高いから」と買い控える人が出てくる可能性も考えられます。

仮にハード単体では赤字だった場合、ソフトが売れなければ採算が取れません。
そうなったときのプランBが見えてこないのは、ちょっと気になるところです。
もちろん、任天堂が水面下でいろいろ動いている可能性はありますし、これまで築いてきた信頼もあるので、すぐに心配することではないかもしれません。

それに、任天堂五天王のすべてがまだ姿を見せていない今、ソフトが売れないという未来も想像しにくいのが本音です。
とはいえ、万が一そうなった場合にどうするのか、という点だけはちょっと気になってしまいました。

もちろん、そうならないように俺も気になるソフトはどんどん買っていくつもりです。
五天王以外にも、モノリスの最新作や『ポケモン』も控えていますしね。

空白の17分事件と、ちょっとした妄想

Switch2の正式発表とは直接関係ない話ですが、2004年9月21日に行われたSIE(当時はSCE)の発表会で起きた「空白の17分事件」を思い出しました。

この時、PSPの価格や発売日が発表されると噂されていた発表会の、わずか1時間ほど前に任天堂が突如ニンテンドーDSを発表。
その影響で、PSPの発表が開始時刻から17分遅れたというエピソードがあります。

今回のNintendo Switch 2 Directは、予告から発表まで約2ヶ月半もあったこともあり、「SIEもあの時の仕返しに、4月2日22時の少し前にPS6を電撃発表するんじゃ……?」なんて、ちょっとだけ妄想していました。

でも、結果的にはそういった展開は一切なし。
ただただSwitch2のスペックや機能、価格やソフトの発表に純粋に驚かされただけで終わりました。

まとめ

思ったことをつぶやいていたら、めちゃくちゃ長くなってしまいましたが、最後にまとめたいと思います。

まずハードは文句なしで神クラスです。
ローンチタイトルのインパクトはやや弱めに感じますが、今後のラインナップが非常に楽しみです。

ハードが安すぎる分、ソフトで回収する戦略には多少不安もありますが、任天堂は数年先を見据えて動いているはずなので問題ないと思いたいです。

また、性能を想定以上に上げてきたのに、日本のユーザーに優しい価格設定には本当に驚かされました。
物価高や増税など辛い時期が続くなかで、単純に価格だけを見ると5万円は安くはないですが、それでもこのスペックから考えるとめちゃくちゃ安い。
日本の会社が日本のユーザーのためにここまで尽くしてくれるのは、本当に嬉しいですね。
そんな任天堂を少しでも支えられたらと思っています。

あとは、無事に手に入るかどうかが問題ですが、マイニンテンドーストアの抽選には一度も当たったことがないので、外れた場合に備えて24日は休みを取って店舗予約に行こうと思っています。

もし無事にNintendo Switch 2が買えたら、有休と代休を使って2週間近く休もうと計画中です。
Switch2の発売がプロ野球セ・パ交流戦の時期と重なるので、現地観戦に行くか迷っていますが、交流戦もSwitch2もどちらも楽しめたら最高ですね。

それでは、また。

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