おはこんばんちは。
前作『夜廻』は正直楽しめなかったので、本作をプレイするか少し迷いましたが、セットを購入した以上、せっかくならとやってみることにしました。
ちなみに前作は夜限定でプレイしましたが、本作は昼と夜にプレイしました。
それでは、『深夜廻』のレビューを綴っていきます。
作品概要
対応機種 | Nintendo Switch※1 PlayStation 4 PlayStation Vita※2 Windows(Steam、DMM.com) iOS Android ※1 夜廻と深夜廻のセット ※2 PlayStation Vita TV対応 |
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プレイ機種 | Nintendo Switch 2 |
発売日 | 22017年8月24日 PlayStation 4 PlayStation Vita 2016年10月25日 Windows(Steam) 2018年10月25日 Nintendo Switch 2019年1月25日 DMM.com 2019年7月27日 iOS Android |
ジャンル | 夜道探索アクション |
レビュー時点のプレイ時間 | 約6時間 |
レビュー時点のプレイ状況 | ストーリークリア |
レビュー時点のソフトウェアバージョン | Ver. 1.0.0 |
プレイ動画
良かった点
可愛いグラフィックとは裏腹な不穏な雰囲気
これは前作でも同じように感じましたが、本作も例外ではありません。
可愛らしいグラフィックとは裏腹に、チュートリアルを進めた結果がまさかの首吊りという衝撃的な展開から始まります。

主人公は首吊りをしたはずのユイと、その親友であるハルの2人の少女。ユイは赤いリボン、ハルは青いリボンが特徴的です。物語は、花火大会の帰り道にはぐれてしまった2人が、お互いを探すため夜の町を探索するところから始まります。

イマイチな点
前作以上に感じた面倒臭さ
『夜廻』よりもストーリー重視になったことでイベントシーンが増えたのですが、その分、面倒臭さも大幅にアップしました。特にボス戦でやられた場合、同じイベントを何度も見せられるので苦痛です。本作には多くのゲームに備わっているイベントスキップ機能がなく、再挑戦のたびに同じ演出を最初から見なければなりません。
さらに、ボス戦そのものも短時間で終わることは少なく、「まだ続くのか…」と思う場面が多々あります。やられるとイベント込みでやり直しになるため、ため息や文句が自然と出てしまいました。加えて、強制スクロールやこうしなければ即死といった理不尽すら感じる即死ギミックもあります。

プレイ時間も前作より約2時間伸び、その分ストレスも増えた感覚です。ストーリーは濃くなったものの、快適さやテンポの悪さが大きく足を引っ張っていると感じました。
ユイはお化けに襲われないのでは…?
ユイは途中でお化けに襲われないことが分かる明確な描写があります。この時点でとユイがどういう状況なのか理解できるのと同時に、操作パートも安全かつ快適に進められると思っていました。
ところが、途中からお化けに襲われるようになり、普通に死亡するようになります。その点に関して説明があるのかと思いきや、そうした補足は一切なく、「なぜ急に?」という疑問しか残りませんでした。
せめてストーリー上でユイの状態が変化した理由を示す描写があれば納得できたのですが、それらしいのが全くなかったのが残念でした。
最後に
今回は『深夜廻』を紹介しました。
『夜廻』をプレイした時にも感じたことですが、このシリーズは純粋にゲームとして好きになれませんでした。正直、何が面白いのかが全く分からず、欲張って『夜廻三』まで買っていなくて本当に良かったと心底思います。
基本的に2作目は、1作目で見えた改善ポイントを反映させることで面白くなる印象がありますが、本作はそう感じることはありませんでした。確かに力は入っているのでしょうが、俺にとっては全く刺さらず、むしろ前作以上に面倒臭さが増しただけという印象です。
これに時間を割くなら、早く他のゲームを遊んだ方が良いと感じたので、レビューも前作ほど力を入れず、この辺で締めます。

趣味で書いているのに、それすら無駄と思ったほどなので、ちゃっちゃと終わらせました。
それでは、また。
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