おはこんばんちは。
ついに『バイオハザード レクイエム』が発売されました。
まさかのSwitch2版でも発売に驚いたこともあり、まずはSwitch2版を購入してプレイしてみました。
それでは、『バイオハザード レクイエム』のレビューを綴っていきます。
作品概要
| 対応機種 | Nintendo Switch 2 PlayStation 5 Xbox Series X|S Windows(Steam・Epic Game Store) |
|---|---|
| プレイ機種 | Nintendo Switch 2 Windows(Steam) OS:Windows 11 Home |
| グラフィック設定 | 描画品質:高 アップスケーリング:クオリティ 光と影の品質:高 ストランドヘアー:ON レイトレーシング:通常 フレーム生成:なし fps上限:120fps 上記設定で大体110~120fpsほど、負荷が大きいと85~100fpsほど |
| 発売日 | 2026年2月27日 |
| ジャンル | サバイバルホラー |
| プレイ時間 | 約12時間(Switch2版) 約2時間(Steam版) |
| プレイ状況 | Switch2版でストーリークリア 難易度:スタンダード(モダン) Steam版は検証メインでほぼ序盤 |
| ソフトウェアバージョン | Ver. 1.1.0(Switch2) Ver. 1.0.0(Steam版) |
良かった点
精神を削り取られるグレース編
グレース編は、とにかく序盤から容赦なく恐怖を叩きつけてきます。
最初の廃ホテルの空気感だけでも十分に怖いのですが、物が勝手に転がる、突然落ちてくるといった王道演出が積み重なり、開始直後からプレイヤーを精神的にじわじわ追い詰めてきます。
そして舞台が移ると現れるゾンビ。
ただ彷徨うだけのゾンビとは違い、どこか人間味が残っている点が非常に不気味です。
廊下の電気をつけるギミックでは、点灯すると「電気を消しましョウ」と言いながらゾンビが誘導されるんですよね
他にもトイレ掃除ゾンビや、歌姫ゾンビ、聴覚過敏ゾンビなど、単なるゾンビとは違った生々しさがあり、リアルさが恐怖を増幅させていました。
本作は一人称・三人称を自由に切り替えられますが、グレース編で推奨されている一人称視点はやはり別格。
キャラクターが画面に映らない分、感染者の動きや物音といった恐怖がダイレクトに自分へ向かってきます。
逃げ切れたと思った瞬間に背後から捕まるといった体験は、一人称だからこそ味わえる緊張感でした。
ちなみに三人称だと本当に慌てている走りっぷりが見られますので、これはこれで有りではあります。
できる行動もかなり制限されており、基本はハンドガンと破血アンプルを頼りに、限られた物資でやりくりしながらなるべく戦闘を避けていく立ち回りになります。
途中で採血キットによるクラフトが可能になることで若干余裕は生まれるし血が欲しくなってきますが、それでも追われながら少しずつ前進する緊張感は強烈です。
恐怖に押し潰されそうになりながらも進むこの感覚こそ、グレース編の醍醐味ですね。
ちなみに個人的に一番心を折られそうになったのは序盤の雷です。
昔から雷が苦手というのもありますが、鳴るタイミングが絶妙すぎて本当にキツい。
海外版で2周目を始めても、あれだけは全く慣れません。
ホラーとしての完成度は、シリーズ屈指と言っていいレベルでした。


爽快アクション全開のレオン編
レオン編は『バイオハザード RE:4』に近い操作感で、ハンドガンやショットガンによる銃撃、体術、そして今作から追加されたトマホークを駆使したアクションが楽しめます。

はっきり言ってしまうと、純粋にアクションゲームとして見たら、他の作品でも楽しむことができます。
本作ならではの良さとして、グレース編で溜め込んだ緊張と恐怖をレオン編で一気に晴らせる開放感があり、「さっきは逃げることしかできなかったが、今回は全員殺る」くらいの気持ちで戦えるのがとにかく気持ち良いです。
恐怖から解放された反動で、攻めの快感がより強く感じられますね。
銃撃や体術の手応えは相変わらず良いですが、特に印象的だったのがトマホークによるパリィやフィニッシュアタックです。
パリィは攻撃を弾き返すだけでなく、タイミングが良ければ相手を怯ませることも可能ですし、そこから一撃を叩き込むなんてことができます。
チュートリアルでは「一部の攻撃に合わせて」と記載されているので、限定的なアクションだと思っていましたが、実際にはめちゃくちゃパリィできるので、一部とは……と突っ込みたくなるレベルで嬉しい誤算でした。
さらに、体力が少ない敵なら、銃でフィニッシュアタックもできます。
レオンの決め台詞がいちいち格好良いので、自然と「格好良く決めたい」と思わせてくれるのもズルいところですね。

また、『バイオハザード RE:2』をプレイしているとグッと来るシーンもあるので、併せてプレイしていると更にレオン編が楽しめるかもしれません。
ちなみに、あのキャラクターも登場します。
イマイチな点
表現規制が没入感を削ぐ
海外版も購入し、少しプレイして確認してみましたが、国内版ではやはり表現規制は目につきました。
一例を挙げると、頭から捕食されるシーン。
海外版ではしっかり頭まで映るのに対し、国内版では意図的に見えない処理が施されています。
ちなみに海外版は以下の動画にて。グロ注意です。
他にも四肢の欠損、目玉が飛び出る表現など、海外版ならではの描写があります。
シリーズの中でも本作は特にホラー色が強い作品ですし、欠損もするのであれば、ありのままを描写してこそ更に真価を発揮するタイプだと感じました。
もちろん、日本で発売する以上レーティング基準に従うのは避けられませんし、可能な限り違和感が出ないよう工夫されているとは思いますが、それでも海外版と比較してしまうと、どうしても没入感が一段階削がれてしまう印象は否めませんでした。
ちなみに、人間の欠損表現がある作品でも国内発売されているタイトルは存在しますし、Z指定の基準については正直分かりづらい部分もありますね。
表現の線引きは難しい問題ですが、どうしても気になってしまうポイントではありました。
気になった点
終盤の展開
終盤で登場したとあるキャラクターですが、あれが本物なのかと疑ったほどでした。
声優さんが同じかつ必殺も同じなので、多分本物だとは思われますが、それだとしたらなぜあのような展開になったのか非常に気になりましたね。
今後、それまでの経緯を語るDLCが出たら嬉しいかもしれません。
銃が伸びる(?)謎
最初はまったく発生していなかったのですが、ラクーンシティ編の途中から銃が伸びる(?)ような現象が起きました。
武器を改造してから発生しているため、最初は新しいパーツが追加されたのかと思ったのですが、そもそもそのようなパーツは存在しませんので、おそらく表示まわりの不具合なんだろうか。
海外版でも発生するのか確認をしてみましたが、このレビューを書いている時点では問題なさそうなので、Switch2版限定なのか、何らかの条件があるのかもしれません。


最後に
今回は『バイオハザード レクイエム』を紹介しました。
率直に言って、イマイチな点が見つからないほどめちゃくちゃ面白かったです。
グレース編が恐怖を極限まで高めるパートなら、レオン編は純粋なアクションの快感を味わえるパート。対照的な二編構成が見事に噛み合っていました。
最初はどこまでアクションができるのか分からなくて苦労しましたが、進めるうちに出来ることの幅が見えてきて、一気に爽快感が増していきました。結果として、かなり気持ちの良い体験ができましたね。
一方で、表現規制については仕方ないとは思いつつもやはり残念です。
現時点で規制を回避するには海外版を購入するしかなく、円安の影響もあって価格は国内版よりかなり高い(通常版で約11,900円)ですが、海外版のSteamキーも購入しました。
グロテスクではありますが、規制なしの表現は没入感が段違いなので、今後はそちらで周回を楽しむ予定です。
『バイオハザード RE:◯』については国内版でしたが、『バイオハザード7』や『バイオハザード ヴィレッジ』は海外版を購入してきましたし、規制無く楽しむ場合には今後も海外版を選ぶのが無難かもしれません。
円安はかなりきついですが、それでも体験の質を優先したいところです。
今回はSwitch2版でクリアまでプレイしましたが、本体のスペックやREエンジンにポテンシャルの高さも強く感じました。
髪のグラフィックなど気になる部分はありますので、他ハードを所持しているならそちらを選んだほうがより良いグラフィックで楽しめますが、このクオリティで携帯までできると考えたら十分すぎる完成度でした。
『プラグマタ』もSwitch2での発売が決定していますし、今後も「これがSwitch2で動くのか」と驚かせてくれるタイトルに期待したいですね。
それでは、また。


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