【ナナシ ノ ゲエム】演出やサウンドは良し。だが色々とイマイチな部分が多い【レビュー】

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おはこんばんちは。

突然、『ナナシ ノ ゲエム』をやってみたくなったんですよね。
ということで、店を回ったり、ヤフーフリマで状態の良さそうなものを探して購入し、実際にプレイしてみました。

それでは、『ナナシ ノ ゲエム』のレビューを綴っていきます。

目次

作品概要

2026年5月6日時点の内容です。

対応機種ニンテンドーDS
プレイ機種ニンテンドー3DS
発売日2008年7月3日
ジャンルホラーアドベンチャー
プレイ時間約6時間
プレイ状況ストーリークリア
バッド・グッドエンディング確認済
ソフトウェアバージョンなし

良かった点

音を活かした恐怖演出が秀逸

本作は説明書でヒントとして触れられているほど、サウンド面に力が入っています。

久しぶりに説明書読んだけど、やっぱりプレイ意欲が高まる

今回は3DSに接続できるヘッドホンやイヤホンを持っていなかったため、本体スピーカーでプレイしましたが、それでも音の方向や音量を意識することで先へ進むヒントを得られる作りになっていました。

さらに、突然物が割れたり、不気味な音が響いたりと、視覚だけでなく聴覚でも不安を煽ってくる演出は非常に印象的です。
特にイヤホンやヘッドホンで遊べば、より没入感のある恐怖体験を味わえそうだと感じました。

コンセプトと恐怖演出は魅力的

廃病院や廃ホテルなど、舞台となる場所にはしっかり恐怖感があり、ホラー作品としての雰囲気作りはかなり良かったと思います。

また、作中に登場する“呪いのゲーム”についても、ストーリーが進むにつれて徐々にバグのような異変を起こしていく演出が非常に良かったです。
単なるホラー演出に留まらず、ゲームそのものが壊れていくような不気味さがあり、本作ならではの魅力を感じられました。

徐々に壊れていく感覚良し

イマイチな点

独特だが遊びづらい操作性

本作は本体を縦持ちにした状態で、十字キー(3DSはスティック操作も可)とタッチペンを併用して操作する仕組みになっています。
タッチ操作だけでもある程度は遊べますが、ルグレという接触すると即ゲームオーバーになる存在から逃げるためには、方向入力との併用がほぼ必須です。

そのため、慣れるまではかなり操作しづらく感じました。
今回は3DSでプレイしたためスティック操作が使えましたが、DS当時は十字キーのみだったことを考えると、さらに大変だっただろうなと思います。

操作自体はチュートリアルで学べる

実際に操作をしていると、引っかかりを感じる場面も多かったです。
足音だけ鳴って前に進まないこともあり、「何だこれ?」と思っていたのですが、どうやら壁に引っかかっていたようでした。

しかも、見た目では十分通れそうな場所でも引っかかることがあり、主人公の当たり判定が妙に大きく感じる場面も少なくありません。

本作に登場するTS(Twin Screen)とは別の意味になりますが、もしDS(Double Screen)ではなくTS(Triple Screen)のように3画面のハードだったら、右側の視界も把握しやすくなり、周囲の把握はしやすくなったと思います。
操作性に関しては期待はできませんが……。

DSのソフトは、ボタン操作だけで十分成立しそうな作品でもタッチペン操作を取り入れている印象がありますが、本作もまさにそのタイプでした。
ただ、本作に関しては縦持ちという時点で十分特徴的だったため、無理にタッチ操作を組み込まなくても良かったのではないかと感じました。

なぜ夜に行動するのか

ホラーゲームは夜に行動する作品が多い印象ですが、毎回思うのが「昼に行けば良いのでは?」という疑問です。
本作でも例外ではなく、夜の廃病院や廃ホテルへ向かう展開があります。

昼ですら抵抗を感じるような場所に、わざわざ夜に行く主人公には毎回驚かされますね。

もちろん、ホラーゲームとしては夜のほうが雰囲気が出るので、その演出意図自体は理解できます。
ただ、どうしても「自分から危険な状況に飛び込む必要ある?」という気持ちが勝ってしまい、あえて夜に向かう理由が特に語られないと少し気になってしまいます。

逆に、「こういう理由だから夜に行かなければならない」と説明が入れば納得感は増しそうですが、あまり細かく説明すると今度は雰囲気が崩れてしまう可能性もあるので、その辺りはホラー作品ならではの難しさなのかもしれませんね。

本作の主人公は大学2回生とあるので、講義を受けてから調べているんだろうということにしておきました。
それにリコのように昼間に行動しても気づいたら……みたいなこともありそうですしね。

ゲーム体験は単調

先にも触れた通り、コンセプトや恐怖演出については良くできていると感じました。
ただ、ゲーム内容そのものは決められた道を進むことが中心で、ルグレへの対処も基本的には逃げる、別の扉へ入る、避けるといった行動がメインになります。

さらに、謎解き要素がなく、ルグレを避けながら奥へ進み、情報を入手して戻るという流れの繰り返しになりがちでした。

そのため、ホラーとしての雰囲気は楽しめる一方で、ゲーム体験としてはやや単調で、正直物足りなさを感じましたね。

また、DS作品らしい独自操作を取り入れているものの、個人的には移動は十字キー中心にして、タッチペンは調査やギミック操作に特化させたほうが遊びやすかったと思います。

独自路線を目指した結果、逆にゲームとしての遊びやすさや面白さを損ねてしまっている印象もありました。

終盤の展開にはやや違和感

ストーリー終盤では、呪いによって命を落としたキャラクターたちが主人公に語りかけてくる場面があります。
ただ、その内容がなにか吹っ切れたかのように清々しく前向きなものばかりで、状況とのギャップから少し不気味さを感じました。

また、本作の元凶とも言える人物についても、どこか善人になったような描かれ方になっており、個人的にはそこにも違和感がありましたね。

全体として、7日間という制限の中で物語を完結させようとした結果、終盤はやや強引に話をまとめた印象があり、展開に引っかかりを覚える部分もありました。

最後に

今回は『ナナシ ノ ゲエム』を紹介しました。

急に3DSで何か遊びたくなり、その時にパッと思い浮かんだのが本作でした。
直前までホラーゲームを遊んでいたわけでもなく、本格的に暑くなるのももう少し先なのですが、何故か急にプレイしたくなったんですよね。

実際に遊んでみると、ゲームとしてはかなり異質な作品でした。
コンセプト自体は非常に面白く、恐怖演出にも光るものがあっただけに、ゲーム体験の部分がもう少し良かったならば、良い作品だったと思えたと思いますので、ちょっと残念でした。

せっかくなので続編の『ナナシ ノ ゲエム 目』もプレイしてみたいのですが、こちらは本作より価格が高めなので、今は様子見しています。
あと2週間ほどで再び社会に出ることになるので、落ち着いて余裕ができた頃に改めて遊んでみたいですね。

それでは、また。

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