おはこんばんちは。
旅行も一区切りついたので、また普段通りの生活に戻りました。
1月3週目に発売されたけどなかなか手を付けられていなかったソフトを、これからぼちぼち遊んでいこうと思います。
というわけで、『ドンキーコング リターンズ HD』のレビューを綴っていきます。
作品概要
対応機種 | Nintendo Switch関連作品の対応機種オリジナルWii 3Dニンテンドー3DS Wii UダウンロードWii U |
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プレイ機種 | Nintendo Switch |
発売日 | 2025年1月16日関連作品の発売日オリジナル2010年12月9日 3D2013年6月13日 Wii Uダウンロード2015年1月21日 |
ジャンル | 2Dアクション |
レビュー時点のプレイ時間 | 約8時間 |
レビュー時点のプレイ状況 | ストーリークリア ミラーモード解放まで |
レビュー時点のソフトウェアバージョン | Ver. 1.0.0 |
良かった点
BGMのおかげでクリアまで進められた
本作のBGMはスーパードンキーコングの曲を多くアレンジして使っており、音楽面は非常に良かったです。
むしろアレンジされたBGMを楽しむために頑張って進めたと言っても過言ではありません。
イマイチな点
歯応えのある難易度と理不尽は違う
敵の配置がいやらしくて、そこを乗り越えたときに達成感を感じられるアクションは良いですが、本作にはそういった工夫がほとんどありませんでした。単に面倒な場所に敵を配置しているだけで、初見殺しや即死が多いし、ステージの見づらさで誤魔化している印象が強く、楽しさをまったく感じられません。
SFC版で好きだったトロッコステージは、リターンズでは逆にやりたくないステージになってしまい、繰り返し遊びたいとも思えませんでした。
歯応えのある難易度と理不尽を一緒くたにしているゲームがたまにあるけど、本作は明らかに理不尽です。
単なる調整放棄のアクションを「高難度アクション」として扱ってほしくないですね。
当たり判定の甘さが気になる
当たり判定がかなり甘いと感じました。
モンハンのように笑って流せるレベルのものもありますが、本作の当たり判定は「当たっている」という実感が薄いので、動画で確認しました。
これなら、バナナとかK・O・N・Gパネルとかも甘くしてほしいですね。
テンポの悪さが目立つ
SFCの『スーパードンキーコング』は一撃でやられる厳しさがありつつも、全体的にテンポ良く遊べる良作だと感じていて、今回改めて比較してみました。
『スーパードンキーコング』はステージ構成やボス戦の流れが非常にスムーズで、やられてもすぐにリトライできるためストレスが少ないです。操作も無駄な動作がなく快適でした。
それに比べて本作はステージのテンポが悪く、アクションに吹きかける動作など余計な操作が多いのが気になりました。
ステージ開始や終了時には数秒のロードも入り、ボス戦もスムーズに進まず、場合によっては即死コースが終わってから本番が始まることもあります。
正直、スーパードンキーコングとは真逆と言えるくらいテンポの悪さが目立ちました。
バリエーション不足
即死で難しさを演出している場面が多い一方で、ステージのバリエーションが非常に少ないのが残念でした。
例えば、水中ステージや路面が滑るようなギミックのあるステージがあっても良かったと思います。
また、アニマルフレンドは基本的にランビだけなのも物足りなさを感じました。
バナナコインでサポートしてくれるスコークスは登場しますが、水中ステージがないためエンガードは登場せず、ウィンキーやエクスプレッソはその影すらありません。
2以降のラトリーやスクイッター、エリーがいないのは理解できますが、初代に登場したフレンド全員が活躍できるようなステージがあればもっと楽しめたと思います。
最後に
今回は『ドンキーコング リターンズ HD』を紹介しました。
Wii版はプレイしたことがあったので、どんなものだったかと思いHD版を購入してみました。
結論から言うと、買ったのは失敗だったと思います。
単にHDになっただけで、わざわざやる価値はあまり感じられませんでした。
もし『リターンズ』を『スーパードンキーコング』からの復活という意味で名乗るなら、正直名乗らないでほしいレベルです。
比較のために少しだけプレイした『スーパードンキーコング』は、非常に完成度の高い作品で、『リターンズ』とは雲泥の差を感じました。
グラフィック以外(ハードが違うのは当然ですが)は、SFC版のほうが優れている部分が多いと感じざるを得ません。
時間を見つけて、できれば今年中に『スーパードンキーコング』のSFC版3作を改めてプレイしてみようと思います。
それでは、また。
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