【エンダーマグノリア】難易度変更自由で自分好みに!世界観を思う存分堪能【レビュー】

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おはこんばんちは。

なんだかんだで発売から1ヶ月ほど経った『エンダーマグノリア』。
最近になってようやくプレイを始め、無事クリアできました。

そんなわけで、『エンダーマグノリア』のレビューを綴っていきます。

目次

作品概要

2025年2月20日時点の内容です。

対応機種Nintendo Switch
PlayStation 4
PlayStation 5
Xbox Series X|S
Windows(Steam)
プレイ機種Windows(Steam)

OS:Windows 11 Home
CPU:AMD Ryzen 7 5700X
GPU:PNY GeForce RTX 4070 SUPER 12GB
RAM:DDR4 32GB

発売日2025年1月23日
ジャンル探索型2DアクションRPG
レビュー時点のプレイ時間約19時間
レビュー時点のプレイ状況全エンディングクリア
実績コンプリート
レビュー時点のソフトウェアバージョンVer. 1.0.4

良かった点

難易度調整+カスタマイズでより自由に遊べる

前作の『エンダーリリーズ』はかなり難しい作品でしたが、本作はかなり遊びやすくなっています。
その理由が難易度調整の自由さです。
イージー・ノーマル・ハードの3種類に加え、細かくカスタマイズもでき、縛りプレイ的なチャレンジも用意されています。

チャレンジをクリアしても特典はありませんが、難易度を上げるとフラグメントが最大2.5倍まで増えます。
フラグメントはコスチュームやアートなどの特典解放に使うもので、ゲームプレイや実績には関係がないため、興味がなければ無理にやらなくていい緩さもあります。

ちなみに俺はカスタムで以下の難易度設定でプレイしていました。

硬い敵が好きじゃないのでHPを下げられるのは嬉しい

食らったら一撃になることもありましたが、当たらなければどうということはありません。
普通に遊んでいるとぬるいと感じてしまうので、より楽しむために調整しただけでフラグメントは気にしていませんでした。
これでもボス以外はルームランナーしつつ遊べる余裕はありました。

調節の有無にかかわらず、自由に遊べるのは良いですね。

豊富なスキル

本作のスキルは以下の4種類で構成されています。

  • リキャストがないメインスキル
  • 一度発動すると次回発動まで数秒待つ必要があるリキャストスキル
  • ボタン押しっぱなしで発動し続けるリピートスキル
  • そして有効にすれば自動的に発動するオートスキル

スキルは全部で30種類もありますがその中から4つを絞るために色々試せて楽しかったです。

強化状況によって頻繁に変えていましたが、最終的にはリピートスキル2つ、オートスキル1つ、メインスキル1つで落ち着きました。
Xboxコントローラを使っていたので、YとRBにリピートを割り当て、Xにメイン、Bにオートを割り当てました。
RBとYは押しっぱなしですが、Yを押しつつXやAを押しても問題なく、結果的にかなり楽にプレイできたとクリア後に感じています。

世界観を創り上げるBGM

BGMは『エンダーリリーズ』と同じチームが担当しているようですが、やはり素晴らしいです。
「L」や「Main Theme」など印象的な曲があり、グラフィックの美しさももちろんですが、『エンダーマグノリア』の世界観はこのBGMがあってこそ成立していると感じました。
本当に最高です。

イマイチな点

物足りなさを感じるストーリー

全エンディングを達成しても、達成感より「ここで終わり?」という感覚が強かったです。
マルチエンディングなので最初のエンディングは理解できますが、もう一つのエンディングも同じボスを倒して終わりで、「それじゃないんだよなぁ」と思いました。若干強くなっているとはいえ、期待していた展開とは違いましたね。

物語中に何度も名前が出てくるアベリアは明らかに黒幕臭があったので、別の展開を期待していたのですが、最後まで何もありませんでした。
3つ目のエンディングがあると思いきや、実績を見るとやりこみ系のスキル全強化しか残っておらず、拍子抜けしてしまいました。

キーキャラクターのリリアの絡みもほぼ無く、物語の掘り下げが足りず物足りなさが残りました。

一部マップの構成に不満あり

転移ワープが多いマップは、結果を試すために何度も行き来する必要があり、非常に面倒に感じました。
また、一部のレストポイントの配置が不自然で違和感を覚えました。
難易度アップを意図したものかもしれませんが、前作のように快適なリトライでは無かったですね。

ラーシュの疾空スキルが探索の足かせに

中盤以降に習得できる「ラーシュの疾空」は、壁捕まり中にチャージして反対方向に飛行し、肉腫を破壊できる便利なスキルです。
ただ、この肉腫の位置が遠く、マップ拡大で位置調整をしないと失敗しやすいのが探索のストレスになりました。
スキル自体は高速で飛べて気持ちいいのですが、その便利さと面倒さが混ざった印象です。

最後に

今回は『エンダーマグノリア:ブルームインザミスト』を紹介しました。

本当は『エンダーマグノリア:ブルームインザミスト』の前に『エンダーリリーズ』をプレイしておきたかったのですが、そこまでの時間が無かったので、近いうちに『エンダーリリーズ』を再度プレイしたいなぁと思いました。一部、本作と前作の繋がりを感じられる部分もあったので。

プレイし終えて思ったのは、『エンダーリリーズ』の方が好きだったなぁ…というのが正直なところです。完全に好みの問題ではありますが、荒廃した世界観が非常に良く、BGMもマッチしすぎていました。本作は主人公以外にも色々な人がいて、絡みも多いのですが、そのせいなのか絶望感はあまり感じられなかったのもあるかもしれません。

とはいえ、なんだかんだでマップは全て埋め、実績もコンプリートまで楽しめましたし、本当に遊びやすくなっている作品です。

前作は戦闘の難易度も含めて面白さを感じましたが、そこをカスタムで調節できる形にし、あえて高難度路線を切り捨てたのは、前作が評価されたうえでの、これまでのメトロイドヴァニアとは違う挑戦だと思います。
今後の展開にも期待したいですね。

それでは、また。

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