【ファミ探 うしろに立つ少女】ホラーゲームではないが、雰囲気が素晴らしい【レビュー】

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おはこんばんちは。

引き続き、『笑み男』の発売前にファミコン探偵倶楽部の2作目もクリアできました。
本作もWii Uのニンテンドーeショップ終了前に購入していたので、そちらでプレイしています。

それでは、『ファミコン探偵倶楽部 PartII うしろに立つ少女』のレビューを綴っていきます。

目次

作品概要

2024年8月24日時点の内容です。

対応機種スーパーファミコン
Wii バーチャルコンソール※1
Wii U バーチャルコンソール※1
New ニンテンドー3DS バーチャルコンソール※1

関連作品の対応機種
ファミコンディスクシステムとその移植

ファミコンディスクシステム
ゲームボーイアドバンス
Wii バーチャルコンソール ※1
ニンテンドー3DS バーチャルコンソール ※1

SFC版から更にリメイク

Nintendo Switch


※1 サービス終了のため、購入不可
プレイ機種Wii U バーチャルコンソール
発売日1998年4月1日
スーパーファミコン

2008年4月30日
Wii バーチャルコンソール※1

2013年7月31日
Wii U バーチャルコンソール※1

2017年8月23日
New ニンテンドー3DS バーチャルコンソール※1

関連作品の発売日
ディスクシステム+移植

1989年5月23日(前編)・1989年6月30日(後編)
ファミコンディスクシステム

2004年8月10日
ゲームボーイアドバンス

2009年12月22日
Wii バーチャルコンソール※1

2013年5月1日
ニンテンドー3DS バーチャルコンソール※1

SFC版から更にリメイク

2021年5月14日
Nintendo Switch


※1 サービス終了のため、購入不可
ジャンルテキストアドベンチャー
レビュー時点のプレイ時間約6時間30分
レビュー時点のプレイ状況ストーリークリア
レビュー時点のソフトウェアバージョンなし

良かった点

ストーリーの魅力とホラー感の演出

本作もストーリーは非常に良かったです。
タイトルの『うしろに立つ少女』から想像されるホラー要素は、ゲーム全体としては強くないものの、しっかりと雰囲気が作られていました。

また、サブタイトルの意味をきちんと回収している点も。

BGMで引き立つ場面の雰囲気

序盤の警察から逃げるシーンでは疾走感のあるBGMだったり、『うしろに立つ少女』というホラー感満載の物語に合わせたホラーチックなBGMもあり、場面ごとの雰囲気作りが非常に良かったです。

遊びやすさが大幅に向上

追加された選択肢が黄色文字で表示されたり、一度見たテキストは高速表示できるなど、遊びやすさが格段にアップしています。
また、話を聞いたあとに「聞く」を選択すると、すでに教えてもらった内容は一通り話したと教えてくれるので、前作のように何度も繰り返す必要がなくストレスが大幅に軽減されました。

このように進められるなら、かなり快適に遊べますね。
この遊びやすさがファミコンディスクシステム版由来なのか、ハードの違いによるものかは分かりませんが、進化しているのは素直に嬉しいポイントです。

ちょっとした遊び心が嬉しい演出

文章の中に自社ネタや他作品のネタがちょこちょこ散りばめられているのが面白いです。
例えば「ニンテンドーパワー」という単語が出てきたり、空手のシーンで「チャックが開いている」とツッコミが入ったりと、ベタなネタも含めて古き良き時代の雰囲気が感じられました。

レイちゃんとアスカちゃんとかエヴァですか

さらにクリア後には性格診断やあゆみちゃんとのラブラブ度が表示されるなど、ちょっとした遊びが入っているのも良かったですね。

イマイチな点

終盤の展開が急すぎる印象

怪しかった人物が自殺した直後に、一緒にいた先生が突然「皆、俺が殺したからだ!」と豹変する展開には思わず笑ってしまいました。
本作も前作同様、プレイヤーが犯人を推理するタイプの作品ではありませんが、もう少し最後の犯人判明までの引き延ばしがあっても良かったのではと感じます。

突っ込みどころはあるものの、サブタイトルに関わる謎はしっかり回収されており、全体的には丁寧なストーリーでした。ただ、最後の展開だけは少し雑に感じてしまいました
とはいえ、恩を感じていた人物の死に動揺した先生が冷静さを失ってあの展開になったと考えれば、納得できなくもないですね。

最後に

今回は『ファミコン探偵倶楽部 PartII うしろに立つ少女』を紹介しました。

何とか『笑み男』発売前にファミコン探偵倶楽部の2作品をプレイし終えました。
前作ではコマンドシステムが好きになれないと言いつつも、本作をプレイして結果的に良かったと思います。

先にも触れましたが、この遊びやすさが作品によるものかハードによるものかはわかりません。
ですが、もしボイスが入っていれば、より楽しめるのではないかと思いますので、『笑み男』のあとにはなりますが、Switch版もプレイ検討しています。

前作・本作とプレイして『笑み男』がさらに楽しみになりました。

それでは、また。

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