おはこんばんちは。
前作『Fate/stay night REMASTERED』が配信されてから1年、そのタイミングで本作も配信されました。
「前作の時と違って今はニートじゃないし、どうしようかな…」と一瞬迷いましたが、結局は買わない選択肢はなかったので購入しました。
それでは、『Fate/hollow ataraxia REMASTERED』のレビューを綴っていきます。
作品概要
対応機種 | Nintendo Switch Windows(Steam) |
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プレイ機種 | Nintendo Switch 2 |
発売日 | 2025年8月7日 |
ジャンル | 伝奇ビジュアルノベル |
レビュー時点のプレイ時間 | 約91時間 |
レビュー時点のプレイ状況 | 100%達成 ミニゲームはほとんど手を付けず |
レビュー時点のソフトウェアバージョン | Ver. 1.0.3 b726 |
良かった点
ファンディスクとは思えないボリュームと充実したストーリー
本作は『Fate/stay night』で登場したキャラクターたちが日常を過ごすファンディスク作品ですが、4日間を繰り返しながらフラグを回収していくことで、しっかりとシリアスなストーリーも展開されます。『Fate/stay night』を未プレイでも遊べるものの、知っているほうがより楽しめる内容になっていますね。
一見ファンディスクと聞くと、キャラクターの意外な一面が見られる程度のおまけに思えますが、本作はかなりガッツリ遊べる作りで、クリア時点でのプレイ時間は90時間超でした。本編よりは短いとはいえ、とてもファンディスクの枠に収まるボリュームではありません。
前作と違って日常パートが多く、ミニゲームやネタ要素も盛り込まれています。

ただ、前作に引き続き、社会人にとってはこのボリュームが負担に感じるかもしれません。俺自身、前作を遊んだ頃はニートでしたが、今は不適合者なりに社会人をやっているので、時間の確保には苦労しました。正直、仕事の合間や他のゲームの合間に少しずつ進めていたのが実情です。
やはり、このボリュームで税込3,500円という価格は破格だと思いました。
大画面でも楽しめるHDリマスター
本作もVita版をベースにHDリマスター化されました。
元が携帯機だったことを考えると、前作と同様にテレビで見られるだけでも嬉しいですね。

好みに合わせて選べる「片手・両手持ち」
些細なことではありますが、本作も片手・両手を選べるのは地味に嬉しいポイント。
簡単に切り替えられるので、シーンやプレイスタイルに合わせて自分の好みで楽しめます。
イマイチな点
テキストと音声の内容が異なる
本作では、ところどころテキストと音声が異なっている箇所が見受けられました。
一例を以下に挙げますが、気付いただけでも2~3箇所ほどはありましたね。
そこまで多いわけではないものの、やはりプレイ中に気になったので一応触れておきます。
前作では全く気付いていなかったけど、前作でもあったのかもしれません。
デフォルトでは士郎のボイスがミュート
これは前作と同じく事前に触れた内容ですが、やはり気になったポイントです。
初期設定では衛宮士郎のボイスがミュートになっております。
テキストだけでも楽しめる作品ですが、アニメや映画で士郎が喋りまくっている今となっては、ボイスONをデフォルトにしてほしかったというのが正直なところです。

最後に
今回は『Fate/hollow ataraxia REMASTERED』を紹介しました。
正直なところ、前作である『Fate/stay night REMASTERED』と感じた部分はほとんど同じです。システム面に大きな違いはなく、ストーリーのクオリティも相変わらず高水準。大きな差といえば、不具合の有無ぐらいでしょうか。
ただ、ここまでクリアに時間がかかるとは正直思っていませんでした。ファンディスクといえど、元からボリュームがあることは知っていましたが、今回はボイス付き。前作もそうでしたが、ボイスが加わるだけで、体感プレイ時間がここまで膨れ上がるのか…と驚かされました。
前作をプレイしたときはニートだったので時間に余裕がありましたが、今回は社会人生活の合間に少しずつ進めて何とかクリア。やっぱりこういう長い読み物は、まとまった時間が取れる時期にじっくり遊びたいかもしれませんね。
それでは、また。
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