【ゴーストトリック】トリツクとアヤツルが直感的で楽しめる!先が気になるストーリーは止め時に困る!【レビュー】

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おはこんばんちは。

DS版で気になりつつも、なかなかプレイできていなかったのですが、何となく今のうちにプレイしたいと思ったので、買ってプレイしてみました。

それでは、リマスター版『ゴーストトリック』のレビューを綴っていきます。

目次

作品概要

2025年8月16日時点の内容です。

対応機種Nintendo Switch
PlayStation 4
Xbox One
Windows(Steam)
iOS
iPadOS
Android
プレイ機種Nintendo Switch 2
発売日2023年6月30日
Nintendo Switch
PlayStation 4
Xbox One
Windows(Steam)
2024年3月28日
iOS
iPadOS
Android
ジャンルアドベンチャー
レビュー時点のプレイ時間約13時間30分
レビュー時点のプレイ状況ストーリークリア
チャレンジ全てクリア
レビュー時点のソフトウェアバージョンVer. 1.0.0

良かった点

過去の事件すらも変える怒涛の展開

魂となって物に取り憑き、操ることで運命を変えるという本作は、最初に殺し屋から狙われる少女を救うところから始まります。

脇役だけど、名前がユニークで面白い

序盤はその少女が誰なのか、なぜ狙われているのか、さらには主人公自身がなぜ死んだのかすら分からないまま進んでいきます。

しかし、様々なキャラクターの運命を変えていくうちに、それぞれの繋がりや背景が少しずつ明らかになり、物語はクライマックスへと向かっていきます。その展開が非常にスムーズで、最後まで夢中で楽しめました。

さらに過去の事件にも関わることになり、主人公の正体が明かされる瞬間は爽快でしたね。1章ごとのボリュームも絶妙で、「次も見たい」と自然に思える長さでした。そのおかげで、区切りをつけるのに苦労しました。面白いとあと1章が先行してしまうので。

直感的に楽しめるトリツクとアヤツル

本作の特徴は、物に取り憑いてそれを操り、道を切り開いていくシステムです。途中からは取り替える要素も追加されますが、基本は「取り憑いて操る」という遊び方が中心となります。

意味がなかったとしても、とりあえず試してみたくなる

操作することでどう動くのか、「これとこれを組み合わせたらこうなるのか」と試行錯誤して答えを見つけていくのは非常に楽しかったですね。思うようにいかない場面もありましたが、それもまた発見の過程として楽しめました。

逆転裁判のように証拠とにらめっこするスタイルではなく、実際に色々と動かしながらクリアへの道をイメージをしていくので、より直感的に遊べる作品だと感じました。

プレイ体験を盛り上げるBGM

本作はBGMも非常に印象的です。まず「《ソノ死ヨリ4分前》」で事件直前の出来事を振り返り、「《運命更新》」を聴きながら物に取り憑いて、操って死の運命を変えていく──その流れが最高に盛り上がります。
これらのBGMのVARIATIONは疾走感がさらに増しており、テンションを高めてくれるのも魅力です。
後は「COUNT DOWN」も秀逸で、カウントダウンから取り憑いて運命を変えていくシーンもあるので、プレイヤーに焦りを与える感じが絶妙です。

イマイチな点

繰り返し遊ぶのは辛い──早送り機能が欲しい

本作では、場面によってはかなりシビアなタイミングが要求されたり、進め方次第で詰んでしまうこともあります。そうなった場合、最初からやり直すか中間ポイントから再開できるのですが、問題はイベントをスキップできず、ある程度強制的に見せられてしまう点です。

会話部分は早送りできるため多少はマシですが、イベントシーンも倍速再生やスキップがあればストレスは大きく減ったはず。すぐに謎が解けなかった場合は繰り返し挑戦するタイプだからこそ、この仕様は余計に辛く感じました。

T4nat0S

会話のついでにイベントも飛ばせたらなぁ…

最後に

今回は『ゴーストトリック』を紹介しました。

長らくプレイしたいと思いながらも手を出せていませんでしたが、ようやく遊ぶことができました。結果としては本当に買ってよかったと感じています。

ストーリーがしっかりと完結しているため続編は難しいでしょうが、この手の新作がまた登場してくれたら嬉しいですね。

ゲームプレイに関しては、早送り機能があればさらに快適だったと思いますが、それを差し引いても『逆転裁判』シリーズより好みでした。証拠や証言をひたすらに見比べる形式だと、分からないときに疲れてしまうことがありますが、本作は「とりあえず動かしてみる」という直感的な試行錯誤から始まるので、行き詰まっても気軽に切り替えながら進められるのが非常に良かったです。

そして何より、タイトルの『ゴーストトリック』が「トリツク」と掛けられているのも、お気に入りポイントでした。

それでは、また。

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