【マリオギャラクシー2】前作の悪いところが軒並み改善!15年前の作品なのに今でも十二分に楽しめる!【レビュー】

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おはこんばんちは。

『スーパーマリオギャラクシー』をクリアしたので、本作もプレイしていきます。
発売から約15年経った作品ですが、今回もスターコンプリートできるのか挑みたいと思います。

それでは、『スーパーマリオギャラクシー2』のレビューを綴っていきます。

目次

作品概要

2025年10月30日時点の内容です。

対応機種Nintendo Switch
プレイ機種Nintendo Switch 2
発売日2025年10月2日
ジャンル3Dアクション
レビュー時点のプレイ時間約22時間
レビュー時点のプレイ状況スターコンプリート
レビュー時点のソフトウェアバージョンVer. 1.2.0

プレイ動画

良かった点

前作を超えるギミックとヨッシー登場

前作のギミックだけでも十分に楽しめましたが、本作ではさらに多彩なギャラクシー(ステージ)の仕掛けが追加され、遊びの幅が一気に広がっています。
ドリルで地面を掘り進んだり、新たな変身アクションとして雲マリオやゴロ岩マリオが登場したりと、前作以上にバリエーション豊富。

中でも特筆すべきはヨッシーの追加でしょう。
舌を使ったアクションによる新たな要素があり、中でも唐辛子を食べて爆走するステージはなかなかに面白かったですね。
前作とはまた違う新鮮さで楽しむことができました。

ヨッシーと一緒にスターゲットできるのも嬉しい

後はギャラクシー自体も個性を非常に感じましたね。
オモテウランドギャラクシーとかでっかでっかギャラクシーとか。

面倒臭さが無くなったパープルコイン

前作では、タイム制ではないパープルコイン集めのほとんどが広いステージを駆け巡りながら100枚集める形式で、緊張感と達成感がある一方、純粋に広くて移動が面倒に感じる場面がありました。

しかし本作では、あの広範囲パープルコイン収集が廃止。
これが本当に大きい改善点で、「やりごたえは欲しいけど面倒臭いのは…」という点を見事に解消してくれていて、純粋に楽しみながら集められるバランスになっていましたね。

前作の弱点を上手くカバーし、より遊びやすく

『スーパーマリオギャラクシー』で気になっていた球体ステージや水中ステージの操作感といった不満は、本作でも完全に解消されたわけではありません。とはいえ、前作と比べると明らかに遊びやすくなったと感じました。

そもそも球体ステージの比率が体感で減っているため、あの独特な操作感に苦戦する場面が少なく、結果として気になりづらいんですよね。

さらに、水中ステージについても同様で、こちらも登場頻度が抑えられているため、前作のような強いストレスを感じることはほとんどありませんでした。

操作そのものが大きく改善されたわけではないので“完全な改良”とは言えませんが、気になる箇所が減った分、確実に遊びやすさは向上しています。
また、カメラを動かせる部分が増えているのも、地味に嬉しいポイントです。

アクションスキル総動員のやり込み要素が秀逸

本作のやりこみ要素は、前作と比べても段違いに面白くなっています。前作もやりごたえはあったものの、どうしても同じようなチャレンジを繰り返す場面や、ルイージでも同じ内容を遊ぶ必要があり、単調さを感じる部分もありました。

しかし、本作では「グリーンスター探し」という形で、さまざまなアクションを駆使しながらスターを回収していくスタイルに変化。探索性とアクション性が合わさったことで、単なる周回ではなく、スキルを活かして狙いにいく楽しさが生まれています。

そして最後を飾る「マスター オブ ギャラクシー」。これは本作の集大成と言えるステージで、適度な緊張感と達成感を味わえる、まさに締めに相応しい内容でした。集中して挑む時間すら楽しく、ここまで『スーパーマリオギャラクシー2』を遊んだユーザーへのプレゼントだと感じるほどでした。

イマイチな点

時折発生する謎挙動は健在

前作でも触れましたが、本作でも稀に「なぜそうなる?」という謎挙動が発生しました。頻度自体は前作より少なかったものの、それでもまったくゼロではなく、たまに「え、今の何?」と首をかしげるシーンがありましたね。

特に印象的だったのが、下記のシーン。

見返しても原因が全く分からず

仕様なのか、見えにくい判定なのか、はたまたバグなのか…謎のままです。

“宇宙を旅する特別感”が薄れた拠点演出

前作では、ほうき星の天文台を拠点に宇宙を巡る旅をしている雰囲気が強く出ており、様々なギャラクシーを渡り歩いているという壮大さが常にありました。
しかし本作は拠点が船になり、各ワールドに分かれた構成となったことで、スケール感がやや縮まった印象を受けました。

もちろん楽しいステージばかりなのですが、青空の下で進むステージが増えたためなのか、『スーパーマリオギャラクシー』ならではの特別感が薄れてしまったように感じます。
その結果、良くも悪くも“純粋な3Dマリオ”に寄った感覚が強くなり、ギャラクシーならではの差別化という意味では少し物足りなく感じました。

最後に

今回は『スーパーマリオギャラクシー2』を紹介しました。

本作を遊ぶのは約15年ぶりでしたが、今回も無事にスターコンプリートできました。
「果たして当時のように全回収できるのか…?」と多少不安があったものの、集中して挑んだ結果、何とかやり切れたのは素直に嬉しいです。

一緊張の糸が切れた瞬間


ステージ構成もほとんど忘れていましたし、「さすがに中間ポイントくらいあるよね?」と思っていたらまさかのチェックポイント無しで、裏切られましたね。でも、その分緊張感と達成感のが高まりました。

さて、本作の音楽も新規楽曲を含めてNintendo Musicやゲームタイトルからいつでも楽しめるのが本当にありがたいところです。
正直、楽曲自体は前作のほうが好みではありますが、それでも思い立った時に名曲の数々を聴けるというだけで、最高です。

そして、2026年4月24日公開予定の『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』も今から楽しみです。
ゲームの感動を映画館でも味わえる日が待ち遠しいですね。

それでは、また。

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