【無双アビス】ローグライトでも無双の爽快感はそのまま!【レビュー】

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おはこんばんちは。

2月13日のState of Play終了後に、突如配信された『無双アビス』。
無双シリーズでこういったサプライズ配信というのは珍しく、正直かなり驚きました。

それでは、『無双アビス』のレビューを綴っていきます。

目次

作品概要

2025年2月21日時点の内容です。

対応機種Nintendo Switch
PlayStation 4
PlayStation 5
Xbox Series X|S
Windows(Steam)
プレイ機種Nintendo Switch
発売日2024年2月13日
ジャンルローグライト無双アクション
レビュー時点のプレイ時間約25時間
レビュー時点のプレイ状況ストーリークリア
追加を除いて全英傑解放
前田慶次で最高難度クリア
レビュー時点のソフトウェアバージョンVer. 1.0.1

プレイ動画

初回クリアまで

良かった点

爽快感はしっかり健在

無双シリーズといえば、大量の敵を蹴散らす爽快感が魅力ですが、本作でもその気持ちよさはしっかり味わえます。

クリア条件が「ボス以外○体撃破」というシンプルな内容になっている分、敵が大量にワラワラと湧いてきて、それを一掃する爽快感が格別。
そんな中で放つ無双乱舞の一撃が決まると、とにかく気持ち良いんです。

こちらに向かって飛んでくるような演出なので、これまでの無双と違った派手さもある

さらに、敵の一部攻撃には予兆演出が入るようになっており、それを阻止できる仕様も◎です。
殺られる前に殺るというスタイルが成立するので、テンポよく敵を潰していく感覚がより爽快に感じられました。

組み合わせを考えるのが楽しい

こういったタイプの作品はあまりプレイしないので、最初はとりあえずてきとーに触ってみるぐらいの感覚で遊んでいました。
その時は、めちゃくちゃ難しい作品だなぁと思っていたのですが、繰り返しプレイするうちに、ステータスや特性を見ながら「今はこの英傑を選んだほうが良さそうだな」と判断できるようになってきて、そこから一気に楽しくなりました。

なかなか目的の英傑が出てこず再選出もできない中で、「とりあえずこの英傑と盟約を結んでみよう」と選んだキャラが結果的にすごくハマることもあれば、「この英傑が出てきてくれれば……」とずっと思いながらも最後まで登場しなかったりと、プレイ中はいろいろな感情が入り混じるんですよね。
そうした中で、今できる俺なりの最適な選択を考えるのがめちゃくちゃ楽しかったです。

英傑によっては、特定の勢力が出やすくなる仕様もあります。
例えば、曹操を選ぶと魏の勢力が出やすくなるため、「今回は魏で固めてみよう」といった遊び方も可能です。

魏ばかり揃えた結果召喚技強化やら固有戦法発動が多くて気持ち良い

同じ勢力で固めることで強化される英傑もいれば、逆に勢力に縛られない性能を持つ英傑もいて、操作キャラクターや状況に応じて臨機応変に対応する必要があるのですが、そのバランスがちょうどよくて、そこまで難しく考えすぎなくても楽しめる絶妙な作りになっていました。

歯応えのある難易度

こういうタイプの作品をプレイするのは初めてということもありますが、本作はなかなか歯応えのある難易度だと感じました。
特に序盤は、こちらが受けるダメージが割と大きめに設定されているため、油断するとあっという間にHPを削られてやられてしまう……なんてことがよくありました。

ただ、何度もプレイを重ねていくうちに使用できる英傑が増え、それに伴って基礎能力も少しずつ上がっていきます。
さらに、同じ英傑で繰り返し遊ぶと累計レベルが上がり、一定ごとに基礎能力が上昇するため、自然と遊びやすくなっていく作りになっています。

加えて、最初はまったく分からなかったゲームシステムも、プレイを重ねるごとに理解が深まり、戦略の幅も広がってくるので、難しさの中にしっかり成長の実感があるのも良かったです。

そんな積み重ねがあって、最終的には最高難易度でも何とかなりました。英傑の引きや構成に依存する部分もありますが、陣形がガバガバだったり、思ったように編成できなかったりしても案外なんとかなったので、プレイヤーの工夫次第で突破できるバランスなのかもしれません。

初期陣形のままだったので、総戦闘力が低い…

無双シリーズの名曲が勢ぞろい

本作では、『三國無双』と『戦国無双』のBGMが集結していますが……神曲揃いです。

まず『三國無双』からは、「ARENA」や「EVE」、そして俺が一番好きな「SACRED GROUND」も収録されています。
戦国無双からは、「大坂城 ~Sengoku2 Mix~」や「小牧長久手」など、シリーズファンにはおなじみの熱い楽曲も登場。

さらに、『無双OROCHI 魔王再臨』からは「KOTODAMA RUNNER」といった楽曲もあって、思わずテンションが上がってしまいました。

すべての無双シリーズを遊んできたわけではない俺ですが、それでも「これが入ってるのは嬉しいなぁ」と思える楽曲ばかりで、まさにファンの心をくすぐる選曲だと思います。

イマイチな点

単調さが目立つ

1回クリアすると難易度は上がりますが、ボスは同じなので基本的には繰り返しプレイが続きます。ストーリーは一応あるっちゃあるものの、一度クリアするとガイド役のエンマもほとんど喋らなくなり、淡々とした展開が続く印象です。

途中でランダムイベントなどの工夫はあるものの、英傑の数の多さを活かしきれていないため、繰り返しに飽きやすいかもしれません。

俺は全英傑の開放と最高難易度クリアを目標にプレイし、どちらも達成したため一区切りつきました。次に遊ぶとしたら、英傑が追加されたタイミングになると思います。

敵の攻撃が見えづらい

通常は敵の攻撃に紫色の予兆が表示されるため回避は可能ですが、陣形技を発動すると派手なエフェクトで視界が悪くなり、予兆や敵が見えづらくなります

八門金鎖のような無敵状態になる陣形技なら問題ないものの、大抵の陣形技は発動中でもダメージを受けてしまうため、油断するとやられてしまうこともあります。

せっかく気持ちよく技を決められる場面でやられるのは興ざめなので、俺は最高難易度のボス戦で陣形技発動後すぐに陣形乱舞や陣形奥義を繋げて回避していました。

最後に

今回は『無双アビス』を紹介しました。
パッと見た感じ、『Vampire Survivors』と『HADES』を融合させたような印象ですが、実はどちらも未プレイです。
そのため最初はどんなゲームか全く分かりませんでしたが、思った以上に面白いジャンルだと感じました。
さらに、しっかりと『無双』シリーズらしい爽快感も味わえたのが良かったです。

Switch版は敵の数が少なかったり処理落ちがひどいのではと心配していましたが、結果的にそういった問題はなく、しっかり楽しめて安心しました。

本作の英傑は『三國無双7』と『戦国無双4』をベースにしているようですが、初期段階では参戦していないキャラクターも多いです。
追加が決まっている晋の勢力も含め関索、張苞、練師などのキャラクターはまだ不在で、戦国側でも上杉景勝や立花宗茂、島津義弘などがいません。
かなりのキャラクターがまだ登場する可能性があるので、今後の追加に期待したいですね。

それでは、また。

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