【8番のりば】前作を遊んでいても新鮮!似て非なる作品【レビュー】

おはこんばんちは。

昨日、野球観戦の帰りにバスの中で『8番のりば』の配信が始まっていることを知ったので、さっそくプレイしてみました。
『8番出口』の続編とのことで、とても楽しみにしていた作品です。

ブログ開設後の初投稿は、その『8番のりば』のレビューを綴っていきます。

目次

作品概要

2024年6月1日時点の内容です。

対応機種Windows(Steam)
プレイ機種Windows(Steam)

OS:Windows 11 Home
CPU:AMD Ryzen 7 3700X
GPU:MSI GeForce RTX 2070 SUPER 8GB
RAM:DDR4 32GB

発売日2024年5月31日
ジャンルウォーキングシミュレーター
レビュー時点のプレイ時間約45分
レビュー時点のプレイ状況最後までクリア済み
異変コンプリート
全ての実績解除
レビュー時点のソフトウェアバージョンVer. 1.0.2

良かった点

「進むか戻るか」だけじゃない展開

『8番出口』をプレイしていたこともあり、今回も「進むか戻るかだろう」と勝手に思い込んでいました。
しかし、良い意味でその予想を裏切られました。

今作では、「戻る」という選択肢自体がほとんど存在せず、代わりに止まる・探す・回避する・待つと様々な行動が求められます。
ストアページを見返してみると、確かに「進む」「戻る」といった記述はなく、プレイヤーに課される行動の幅は意外と広いことがわかりますね。

同じジャンルでありながら、マンネリ化を避ける工夫がしっかりと盛り込まれている印象です。

意外としっかり「ホラー」

本作には、思った以上にホラー要素が詰まっています。
例えば、突然スマートフォンをこちらに向けてくるおじさんはある意味、現実的な怖さすら感じさせますね。

スマートフォンを向けてくるおじさんをこちらも撮影してお返し気分

「そもそも一緒に撮り合ってる時点でどうなんだ」というツッコミはさておき、ゲーム中に登場する異変のひとつとして、思わずビクッとさせられた場面です。

首がないおじさんが 急に襲ってくるんじゃないかと緊張感があったシーン

単なる見た目の驚かしにとどまらず、心理的にも不安や恐怖をじわじわと与えてくる演出が多く、非常に良かったです。
続編としてただの焼き直しで終わらず、しっかりホラーとしての要素も高めているのが印象的でした。

異変を突破する気持ちよさ

『8番出口』や、8番出口ライクの作品をプレイしていれば、今作の異変もほとんどはスムーズにクリアできると思います。
今回はヒントとして電光掲示板に対処法が表示されることも多く、仮に分からなくても、意外となんとかなる場面が多いです。

それでも、俺が唯一すぐに回避策を見つけられなかった異変がひとつありました。

唯一苦戦した異変

どう避ければいいのかまったく分からず、何度も試行錯誤を繰り返すことに。
結果的には無事に突破でき、そのまま実績もコンプリートできたのですが、あの異変を突破した瞬間の気持ちよさは、今作でも特に印象に残っています。

イマイチな点

ボリューム不足に感じた理由

異変の数自体は『8番出口』と同じく31個なのですが、ゲーム性の違いからか、今作ではややボリューム不足を感じました。

本作では、「進む」か「戻るか」の行動を誤っても最初からやり直しになることは基本的になく、そのまま先へ進めるようになっています。最初からやり直しになるのは、電光掲示板の指示を無視するなど、明確にゲームオーバーになるケースくらいです。

そのため、前作にあった「間違えたら最初からやり直し」という緊張感が薄れがちで、さらに異変もあからさまなものが多く、比較的容易に気づけてしまう場面が多く感じられました。こうした点の積み重ねが物足りなさにつながっているのかもしれません。

行動ミスによるやり直しがなくなったことで、遊びやすさが増したのは事実ですが、その分、あっさりしすぎてしまい、異変のバリエーションや出現条件にもう一段階の工夫があってもよかったのではと感じます。

価格が多少上がってもいいので、面白い作品なだけに、もっと長く遊びたかったというのが正直な感想です。

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8番出口ライクな作品が多く登場したことで、慣れたのもあるかも。

最後に

今回は『8番のりば』を紹介しました。

前作から登場していて馴染みある(?)おじさんも再び登場しつつも、ルールは『8番出口』とは異なり、しっかりと差別化が図られていた印象です。
異変ごとに異なる回避パターンが用意されているのも面白く、マンネリ感は一切ありませんでした。

ただ、やはりボリュームの少なさが唯一惜しいポイント。せっかくクオリティが高いだけに、もっと長く遊びたかったという気持ちは拭えません。

とはいえ、プレイ体験は非常に満足度の高い作品でした。

それでは、また。

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