【龍が如く3外伝】峯と神田の関係が細かく描かれるのは良い。ただエンディングは雑【レビュー】

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おはこんばんちは。

『龍が如く 極3』では語られなかった部分がこちらで語られるということで、外伝扱いではありますが、正直こちらのほうが楽しみにしていました。

それでは、『龍が如く3外伝 Dark Ties』のレビューを綴っていきます。

目次

作品概要

2026年2月18日時点の内容です。

対応機種Nintendo Switch 2
PlayStation 4
PlayStation 5
Xbox Series X|S
Windows(Steam)
プレイ機種Nintendo Switch 2
発売日2026年2月12日
ジャンルアクションアドベンチャー
プレイ時間約12時間
プレイ状況ストーリークリア
難易度:Standard
神田カリスマプロジェクト:ランクMAX
地下ファイトクラブクリア
ソフトウェアバージョンVer. 1.11

良かった点

結局ここは外せない、神室町の再現度

もうしつこいとは思いつつも、街の再現度についてだけは触れざるを得ません。
舞台は神室町なので、これまでプレイしてきたシリーズすべてで同じことを思っているので、今回は一言だけ。

本当に素晴らしい!

ここが崩れたらこの作品はもう終わりかなと思えるほど

峯と神田の関係

本作では、峯が白峯会会長になるまでの経緯や、神田との関係が描かれています。
二人の関係性が見えることでストーリー自体も、エンディングを除けばしっかり楽しめますし、ところどころ挟まれる峯の心の声も印象的でした。

神田に対して終始面倒臭そうにしている峯ですが、それでも話を聞いたり、神田もたまに兄貴らしいところが見れたりと、途中までは良好な関係にも見えましたが、最後の最後で神田はしっかりとやらかしてくれましたね。
なお、白峯会会長に就任した後の『龍が如く 極3』の峯視点や、その後を展開まで踏み込んでいるので、ボリューム自体はそこまで多くはないものの、エンディングを除いてコンパクトに丁寧にまとめられていたと感じました。

神田は峯にフルボッコにされた挙句、解体されて首だけアタッシュケースに入れられるほどの結末だったので、元々どんな関係だったのか気になっていましたが、その点については割とスッキリしました。

峯が奔走する神田カリスマプロジェクト

神田の評判を上げるために、峯が代わりに問題を解決していくサブ要素です。
殴り合いだけでなく、コンビニの弁当を渡したり、プレイスポットのミッションをこなしたりと内容は様々で、戦闘以外の遊びもあるため、広く浅く楽しめました。

クズ人間からランク上げ

問題を解決していくことで神田との関係性も見えてきますし、最後までランクを上げれば少しは成長した神田が見られるのではと期待したのですが、残念ながらこのシーン以外で神田が変わることはありませんでしたね。

ここでは峯に感謝しているのに…

ストーリー進行に直接関わる要素ではないとはいえ、ここまで尽くしている峯を土壇場で見放す神田を見ると、さすがに「お前さぁ……」と思ってしまいます。
人の本質は追い込まれたときに出ると言いますが、もしここで裏切らなければ、神田はもう少し結末になったかもしれません。

神田を反面教師にするわけではないが、何事にも感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。

わかってはいたけど、神田にはガッカリ

視点が変わることで広がるキャラクターの魅力

主人公が変わると、色々と試してみたくなりますね。
食事シーンでは、桐生さんは「ごちそうさん」ですが、峯は「ごちそうさまでした」と言うなど、キャラクターごとにセリフが微妙に異なっていて、同じ行動でも印象が変わるのが良かったです。

そのため、神田だとどうなるんだろう……と気になってしまいましたね。
「いただきます」も「ごちそうさま」も言わなさそうですが。

イマイチな点

改変は否定しないが、描写が雑すぎる

さすがにエンディングを見たときは雑さに思わず笑ってしまいました。
やるなら、もう少し見せ方があったのでは…と感じてしまいます。2階や3階から落ちたわけではないんですからね……。
せめて、不規則な気流が発生していて、運よく落下速度を遅くする影響があったとかの方がまだあの草よりは現実的な気もします。

とはいえ、この手の雑さは今に始まった話でもありません。
頭に銃弾を受けた描写がはっきりあったラウ・カーロンが生きているぐらいなので、死亡描写のないキャラクターなら扱いやすいのだろうとは思いますし、リチャードソンと同じ流れというのも改変しやすかったのでしょう。

ただ、「散った男たち展」って何だったんでしょうね。
キャラクターを追悼するイベントだったはずなのに、約2年前のイベントの後に方向転換を決めたのでしょうか。

ちなみに、実は生きていましたという展開自体は否定しませんし、柏木さんのような好きなキャラクターなら素直に嬉しいとも感じます。
それでももう少し丁寧に描いてほしいというのが正直なところです。
柏木さんはけじめをつけずにサバイバーのマスターを続けているわけですから、ぶっちゃけ桐生さんに殴られても文句は言えないレベルだと思いますので。

結局のところ、『龍が如く8外伝』や極シリーズを除いた『龍が如く』本編と外伝、そして「散った男たち展」──これらを無かったことにして思い切り改変していく可能性があることに不安を覚えましたね。

本格的な改変タイトル第1弾として、まずは『龍が如く4』になると思いますが、一番怖いのは秋山駿が登場しない可能性でしょうか。
さすがに無いだろうとは思いつつも、絶対に無いと言い切れない空気が出てきてしまったのが、今回の改変で感じた今後の不安でした。

『龍が如く 極3』の時点で期待2割不安8割だったのが、本作をプレイして期待1割不安9割になりましたが、それが払拭されるのかどうか……。

戦闘全般

『龍が如く 極3』と大まかなシステムは同じなので、あちらの戦闘が微妙だと感じた時点で、こちらも同様の印象になるのはほぼ必然でした。
というわけで、本作の戦闘も正直なところ微妙です。

内容としては似通っていますが、本作側でも感じた理由を改めて挙げていきます。

待ち主体になりがちな単調な戦闘

能力は最大まで強化しましたが、本作でも強くなったという実感はあまり得られませんでした。
伸ばせる基礎能力が体力と攻撃のみで、防御面を直接底上げする手段がありません。『龍が如く 極3』のような携帯カスタマイズも無いですからね。

そのためボスクラスになると一撃が非常に重く、薬を多用しない限り正面から殴り合うのはかなり厳しいです。しかも峯の場合、薬を使えない場面が多いのもあり、どうしても安全策を取る必要が出てきます。

結果として、相手の攻撃を待ってジャスト回避から背後へ回る立ち回りが中心になり、待ち時間が増えて単調さが強まってしまいます。

桐生と比べると峯は動きが素早いため、多少もっさり感は薄れていますが、それでもせめて攻撃キャンセルから防御へ移行できる程度の快適さは欲しかったですね

発動条件が分かりづらいヒートアクション

最大まで強化してもヒートゲージが2本止まりということもあり、ヒートアクションを使う機会自体はあまり多くありません。
そのため、ジャスト回避派生かボタン長押し派生に偏りがちなのは本作も同様です。

ただ、峯のヒートアクションは顔面を何度も殴りつけてから思い切り踏みつけるといった冷酷なものが多く、発動したときの気持ちよさ自体はしっかりあります。
多少パターンが偏っても、アクション自体が気持ちよければ意外と気にならないものだなぁ…とは思ったのですが、別の問題が一つありました。

それは、しっかりゲージがあり、明らかに発動できるタイミングであるにもかかわらず、コマンドが表示されず発動できないことがしばしばあったことです。
相手にガードされていたわけでもないため、発動できるタイミングとできないタイミングの区別がイマイチ分かりませんでしたね。

打撃音が軽く、手応えを感じにくいSE

『龍が如く 極3』で覚悟はしていましたが、やはりペチペチと軽い音で、思い切り殴っている感覚がかなり薄いです。
慣れもあるのか『龍が如く 極3』ほど顕著ではありませんが、それでも戦闘中は音が籠もって聞こえ、爽快感の弱さに繋がる要因の一つになっていました。

ここが弱いとどうしても殴っていて気持ち良いという感覚が得られませんので、普通こんな音出ないだろと思うぐらい過剰な方がちょうどよかったのでは?と思いますね。

カメラワークの悪さ

『龍が如く 極3』をプレイした後なのである程度は覚悟していましたが、本作でも場所によっては建物の壁にキャラクターが隠れてしまうことが多く、こちらとしては壁を見せられても状況が把握できないので困りますね。

特に狭い場所での戦闘では顕著で、自分の位置や敵の動きが見えないなんてことが割とありました。
結局プレイヤー側でできる対策は、そうならない位置取りを意識することくらいしかないので、キャラクター周辺だけ透過させる、あるいはカメラ距離をある程度固定するなどの工夫が欲しかった。

外伝ということで戦闘回数自体が多くないのは救いでした。

最後に

今回は『龍が如く3外伝 Dark Ties』を紹介しました。

『龍が如く 極3』で改変されたエンディングの疑問を補完する作品という立ち位置でしたが、描かれ方には強引さを覚えました。
極端な話、「最終的には『龍が如く OF THE END』に繋がります。死亡したキャラクターは一部ゾンビとして登場します」と言われても、ある意味納得してしまいそうなほどの強引さです。

何にせよ、「散った男たち展」で展示されたキャラクターが、開発側の都合で雑に扱われてしまうのは正直可哀想に感じましたね。

今後どのように改変していくのかは分かりませんが、それが良い方向に進むのか、それともシリーズ自体の終焉に向かうのか、今後の展開を見守りたいと思います。

それでは、また。

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