Nintendo Switch 2がついに発売されましたね。発売に合わせて11連休を取ったんですが、その後俺が社会復帰できるか少し不安です。
今回はSwitch 2のローンチタイトルの一つ、『Nintendo Switch 2 のひみつ展』のレビューを綴っていきます。
作品概要
対応機種 | Nintendo Switch 2 |
---|---|
プレイ機種 | Nintendo Switch 2 |
発売日 | 2025年6月5日 |
ジャンル | 学習・教育・アドベンチャー |
レビュー時点のプレイ時間 | 約6時間30分 |
レビュー時点のプレイ状況 | ミニゲーム以外は一通りクリア |
レビュー時点のソフトウェアバージョン | Ver. 1.0.0 |
プレイ動画
良かった点
Nintendo Switch 2を見る
本体やジョイコン、周辺機器が一つのエリアとして展示されていて、各ボタンやパーツの場所にはスタンプラリーのような仕掛けが設置されています。チェックをするとリストがどんどん埋まっていく仕組みです。

基本的には見て回るだけで、行ける場所がどんどん増えていきます。外側だけでなく、分解しないと見られない本体やジョイコンの内部も見られるのが面白いですね。
外部のパーツは場所が想像しやすいですが、内部はそう簡単にはわからないので、スタンプの場所を探してうろうろするのが、実際に博物館や美術館を歩いているような感覚になり、リアルさを感じられました。
Nintendo Switch 2を知る
Nintendo Switch 2に関するさまざまな情報を知ることができます。ジョイコンは左右で異なる情報が得られ、本体だけでなくドックやジョイコングリップなど周辺機器も含めて、思っていた以上にボリュームが凄いです。
公開された情報からは任天堂の細かいこだわりまで見えてきます。普段はあまり気にしない部分も、Switchと比べるとまったく違うところだったり、設計のこだわりが随所に感じられて発見が多かったです。

一通り情報を確認した後は、クイズ形式で復習もできます。

もし「へぇ~ボタン」が手元にあったら、押しながら楽しみたいですね。
Nintendo Switch 2を体験する
知るだけでなく、実際に操作を通じてSwitch2の機能を体験できるのも魅力です。ミニゲームとして遊べる要素や、マウス操作・HD振動2など、Switch2の機能をフル活用した体験が楽しめます。

HD振動は初代Switchにも搭載されていましたが、「Switch2のはここが違うんだな」と実感できる仕上がりになっていました。正直、初代の時点でもすごいと思っていたので、さらに進化しているのには驚かされましたね。
また、現在発売されているソフトの中では唯一(?)120fpsに対応しているタイトルでもあり、これを体験できるのも大きなポイント。TVモードで楽しむには対応ディスプレイが必要ですが、幸いにもSwitch2の本体画面がその性能を備えているので、ぜひ触れてみてほしいです。
イマイチな点
一部ミニゲームは周辺機器が必要
クイズや体験要素については、基本的に本体だけで十分に楽しめるようになっています。
ただし、一部のミニゲームではプロコンやカメラといった周辺機器が必要になります。カメラは入手自体はそこまで難しくないと思いますが、現時点ではこのソフト以外での用途が見当たらないため、購入を少しためらってしまいます。プロコンについても、需要が高いことから入手しづらく、場合によっては必要な周辺機器が揃わないと全てのミニゲームを遊べないという状況もあり得ます。
せっかく機能を「見て・知って・体験」できる内容になっているのに、「まずは買ってください」から始まるのは、少し残念に感じました。もちろん仕方のない部分もありますが、体験会などの現地では、あらかじめ用意された機器でスムーズに楽しめることを考えると、自宅で遊ぶ際に自前で用意しないといけないのは少し萎えてしまいますね。とはいえ、現地に行くにも交通費や時間が掛かることを考えれば、自宅でここまで体験できるのはコスパ面では優秀かもしれません。
最後に
今回は『Nintendo Switch 2のひみつ展』を紹介しました。
Switch2の設定が終わって最初にプレイするのは、『マリオカート ワールド』でも『シャインポスト』でもGCソフトでもなく、本作と決めていました。まずはSwitch2の世界を知り、前機種との違いをしっかり体感した上で、色々なソフトに触れてみたいと思ったからです。
また、日本では『Nintendo Switch 2のひみつ展』というタイトルですが、海外では『Nintendo Switch 2 Welcome Tour』となっており、「最初に遊ぶのにふさわしい」作品だと感じました。
この作品を通じてSwitch2の魅力をより深く理解できたし、説明書では得られないような気づきも多く、個人的には「本体の魅力をさらに引き立てるために欠かせない1本」と思えました。もし手元に「へぇ~ボタン」があれば、間違いなく何度も押していたと思います。
もしNintendo Switch 2専門のニンテンドーミュージアムがあったなら、きっとこういう作品なんだろうなと思えるほど、内容の詰まった体験でした。
それでは、また。
コメント