おはこんばんちは。
発売当初は見送っていたんですが、何となく気になって手に取ってみました。
それでは、『ときめきメモリアル ~forever with you~ エモーショナル』のレビューを綴っていきます。
作品概要
対応機種 | Nintendo Switch |
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プレイ機種 | Nintendo Switch |
発売日 | 2025年5月8日 |
ジャンル | 恋愛シミュレーション |
レビュー時点のプレイ時間 | 約39時間 |
レビュー時点のプレイ状況 | 全キャラクタークリア |
レビュー時点のソフトウェアバージョン | Ver. 1.1.0 |
良かった点
名前を呼んでくれるって素晴らしい
やっぱり可愛いキャラクター+好雄が自分の名前を呼んでくれるのはすごく良いですね。
好感度によって、設定した名字からニックネームまで呼び分けてくれるのも嬉しい。
元々収録されている名前のほかに、自分で読み方をカスタマイズできるのも、没入感を高める良い仕組みだと感じました。
爆弾システムの面白さと好感度の変化
最初は説明書を読まずにプレイしていたんですが、狙っている女の子以外を邪険に扱うと悪い噂が立ち、放置すると爆弾が爆発して女の子全員の好感度が下がる仕組みになっています。
爆弾が爆発しまくり、爆弾が付いていなかった女の子にも飛び火して好感度が下がっていくのは、非常に面白いシステムだと感じました。

嫌われたときにしか聞けないセリフもあるので、ある意味貴重です。
ちなみに、嫌っていても誕生日プレゼントをもらって喜ぶのはちょっと笑えました。俺だったらもらってその場では喜んでも、帰ったらゴミ箱に捨てそうなので、彼女たちもそうしているのかもしれませんが……。
青春感あふれるイベント
学生ならではの体育祭や文化祭、修学旅行といった行事がしっかり用意されていて、青春感あふれるイベントを楽しめます。
さらに、特定の女の子とだけ発生する特別なイベントもあり、どのヒロインを狙うかによって体験が変わるのも魅力的です。

学校生活だけでなく、デート中にも様々なイベントが発生するため、思っていた以上に充実していると感じました。


ネタも充実
ただの恋愛シミュレーションゲームかと思っていたら、まさかの戦闘イベントまであるんですよね。
例えば修学旅行では、行き先によって熊やシカが敵として登場するシーンがあったりします。これらはイベント扱いなので展開は決まっていますが、不良に絡まれて番長が登場する場面では実際に戦闘を行う必要があるなど、意外と本格的です。
防御タイミングが求められるなど、思っていた以上にゲーム性がありました。

イマイチな点
自分の名前が使えないもどかしさ
これは完全に個人的な話ですが、俺の名字も名前も漢字で登録できませんでした。
名字は難しい漢字なので仕方ないとしても、名前のほうはそこまで珍しい漢字じゃないのに対応していなかったのはちょっと萎えました。割とよくある名前のはずなんですけどね…。
ちなみに、ソフトウェアキーボードで入力するとこうなります。

読み上げがあるなら漢字なんて関係ないという見方もありますが、どうせなら本名で呼んでもらいたいという気持ちもあるので、もう少し対応してほしかったところです。
対応していないなら最初からソフトウェアキーボードを非対応にするほうが、むしろ割り切れたかもしれません。
次第に感じる作業感
今回、全キャラクターのエンディングを迎えましたが、2〜3人クリアしたあたりから徐々に作業感を感じてしまいました。イベント自体は充実しているものの、狙う相手が変わるだけでストーリーの大筋はほぼ同じですし、システムを理解すると攻略を優先しがちになると感じました。
デートの約束が守られすぎて修羅場感が薄い
「修羅場」という言葉が正しいかは微妙ですが、少し正統派すぎる印象を受けました。一度電話でデートの約束をすると、基本的にその約束は守られる仕様です。複数のデート予約がある場合、当日にどの場所で待ち合わせるか選択肢が出てきて、間違えると怒られることはあります。
ただ、既に約束した日に他の女の子からデートに誘われて、断るべきところを断らずにダブルブッキングし、そこから修羅場になって爆弾が爆発する…といった展開があっても面白かったかなと思いました。
このシリーズがそういった方向性ではないのは理解していますが、少し綺麗すぎて物足りなさを感じました。
最後に
今回は『ときめきメモリアル ~forever with you~ エモーショナル』を紹介しました。
シリーズは初プレイでしたが、どの女の子も可愛く感じつつ、全キャラクターを攻略できました。
最初はシステムを理解できず爆弾祭りで大変なことになりましたが、慣れてからは比較的スムーズに全員攻略できました。
最初に狙いとは違う子から告白されエンディングを迎えたこともあり、思っていたより苦労しなかった印象です。もう少し難易度が高くても良かったかなと思います。
ただ、スケジュールを組んで「この子にはこう言えばいいだろう」「プレゼントはこれで大丈夫だろう」と考えてしまい、純粋に楽しむより攻略を優先してしまうところがありました。
そのため、こうしたジャンルは自分にはあまり向いていないのかもしれません。実生活でもこういうことにあまり関心がなかったからかもしれませんが…。
それでは、また。
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