おはこんばんちは。
コロナ禍前はカフェなどでボードゲームをプレイしていたのですが、緊急事態宣言後はほとんどやってなかったので、久しぶりにやってみようと思い、本作を購入してみました。
ちなみに『カルドセプト』シリーズは本作が初めてです。
それでは、『カルドセプト ビギンズ』のレビューを綴っていきます。
作品概要
| 対応機種 | Nintendo Switch Nintendo Switch 2 |
|---|---|
| プレイ機種 | Nintendo Switch 2 |
| 発売日 | 2026年7月16日 |
| ジャンル | ボード&カードゲーム |
| プレイ時間 | 約54時間 |
| プレイ状況 | メインストーリークリア サイドストーリークリア オンライン対戦 Cランク CPU対戦(オート)でプレイ済 |
| ソフトウェアバージョン | Ver. 1.0.3 |
プレイ動画
良かった点
相手の手札が見られるのは新鮮
最初は相手がCPUだから見られるものだと思っていましたが、オンライン対戦でも普通に見られたので、そういう仕様なんだとわかった時は非常に新鮮でした。
見ながら考える必要があるため情報量は多く、結構大変ですが、手札の段階から読み合いができる点は良かったと思います。

ある程度成立したオンライン対戦は駆け引きが楽しい
まず、オンライン対戦の魅力として、しっかりと人が作っているんだろうなと感じられるような、個性あるデッキと出会える点が良かったですね。
「こういうデッキがあるんだなぁ」とか、「このカードは何だ?」と思いながら、相手の手札を見ていました。
ちなみにスペルだけのデッキと当たった時は、「これはどうやって勝つんだ…?」と思いましたね。
そのデッキの持ち主と俺以外、全員離脱してしまいましたが…。
ただ、対戦自体を楽しめるかどうかは、ある程度ゲームとして成立した状態じゃないと無理かなと思いました。
「ある程度成立した状態」については後述しますが、スタートラインに立てなければ論外です。全く楽しめません。
スタートラインにさえ立てば、あとは戦闘時にアイテムの有無といった読み合いが生まれます。
相手も人なので、「このアイテムを使ってくるかな」と色々考えながらプレイでき、楽しめました。
ある程度成立した対戦で負けたなら悔しい気持ちはありますが、純粋に相手の方が上手だったと思えますからね。
倍速機能
最大2倍速まで早めることができるおかげで、かなりサクサク進む印象です。
というか、2倍速じゃないと耐えられないレベルでテンポが悪いです。
ただ、オンライン対戦だと1倍速のままやらされることもあります。
おそらくホストじゃないと変更できない仕様ですが、一向に変更されない場合は途中で抜けるようにしています。
マジで遅すぎてやってられません。
本作に限らず、倍速を見ると毎回思いますが、2倍速をデフォルトにして、0.5倍速やさらに速い倍速を導入してほしいぐらいです。
イマイチな点
運が悪い時のストレスが半端じゃない
本作はどうしようもない要素が多すぎるので、噛み合わなかった時のストレスがヤバいです。
運要素が絡むゲームの中でも、ここまでイライラする作品はなかなかありませんでした。
ちなみに、運が悪い相手の方がいたら勝手に同情してしまい、勝っても素直にスッキリできない部分もありました。
運次第である程度成立する対戦にすらならないことがあるのは、めちゃくちゃ嫌でしたね。
主に2点ですが、以下より触れていきます。
ダイス運に左右されすぎる
ここに関しては色々ありますが、まずはマップによって延々と城や砦、聖堂といったポイントにしか止まれず、クリーチャーを配置できないことがあります。
領地にクリーチャーを配置しないと総魔力を貯めることすらできないのに、スタートラインに立てず、これだけで一気にクソゲー化します。
他にも、総魔力は先に目標を超えたのにダイス運が悪すぎて先に城へ到着できず負けたり、相手がすでに1周しているのに俺は半周程度だったりと挙げたらキリがありません。
相手にスペルを使われたなら素直に「やられたなぁ」となりますが、出目一つでここまでストレスになるとは……。
実力をつけていくことで、そういった運すら跳ね除けられるゲーム性であればよいですが、全てカードだけでコントロールできるような感じでもありません。
出目が悪いだけで、ここまでしんどいとは…と思わされましたね。
手札事故によるストレス
本作に限らず、カードゲームなら必ずつきまとうであろう手札事故。
そういったことを少しでも防ぐために、大抵の作品では制限付きでもマリガン(手札の引き直し)ができる印象です。
ただ、本作はそれすらできないので、指定の領地を所有しないと召喚できないクリーチャーしか手札にない場合は、召喚できずターンを無駄にするだけになります。そもそもクリーチャーを引けない時もありますしね。
これが自分のデッキだったら、見直してみることはできますが、これによって確率を減らすことができても事故る時は事故ります。
カードゲームなのでそんなものなのかもしれないが、そもそも対戦しているのに、土俵立たせてもらえていない状態というのはかなり不快なんですよね。
せめてマリガンや数枚のサイドカードをセットできるようにして、魔力を払う(入手するたびに必要魔力が増える)ことで、サイドカードから確実に入手できるぐらいの要素があっても良かったように思いますね。
ちなみに、一番イライラしたのはデッキが固定されている一部のサイドストーリーですね。
デッキを見直すこともできないのに普通に事故るから、ガチでストレスでした。
色々と不便さを感じる
プレイしていて色々と不便さを感じました。
もっとやりようがあったように思えるほど気になった点だったので、以下より綴っていきます。
手札の切り替えがやりづらい
先にも少し触れましたが、相手の手札が見えるという点に新鮮さや面白みを感じています。
ただ、わざわざ十字キーでカードを1枚1枚見てページを切り替えないと他の相手に切り替わらないようになっているのは不便に感じました。
対戦中は盤面以上に相手の手札を見ていますが、オンライン対戦だと一つの行動ごとに時間制限も設けられているので、都度十字キーで操作をすると割とあっという間だったりします。
その時間を少しでも短縮するために、GR・GLボタンに十字キーの左右を割り当てていますが、右スティックで変更できても良かったのでは?と思いましたね。

カード入手後、スムーズに次の画面に進めない
カードパックを購入したり、対戦を終えたりすると報酬としてカードを貰えますが、右下の次へをワンボタンで進めないのが結構気になった点です。
以下の画像だと1列なので、下を押すとすぐに次に進むことができますが、10パックまとめ買いなどの場合はその分操作が必要なので、ボタン一つで次に進めるようにしてほしかったですね。

ボードゲームなのにターン制限を強いられる15章
ダイスや手札といった運要素が絡むのに、なんでターン制限を設けているのかと非常に疑問に思った章でした。
最初は守り系のデッキで進めていたのに、15章ではあらかじめクリーチャーが配置されていたり、特定のクリーチャーをこちらから攻撃して倒さなければいけません。
守り勝つデッキだったので、15章に来ていきなりほとんど触ったことがないようなカードでデッキを組むことになり、結果的に大苦戦。
多分2時間ぐらいやってようやくクリアしましたが、ステージ自体も長いし、かなり面倒臭い章でしたね。
倍速機能が無かったらやってられませんでしたね。
味方CPUが邪魔をする同盟戦
メインストーリー中にCPUと組むことがあります。
これを同盟戦と言うのですが、正直こちらの領土に干渉してくるのはマジでやめてほしかったですね。
特につまらないのは、出目が悪くて強化された領地に止まってしまい、所持魔力がマイナスになってしまった時ですね。
こういった時は、まず領地などを売却してマイナス分を解消しなければならないのですが、CPUはレベルの高い領土から売却していくようなんですよね。
同盟戦の場合は、仲間の領土にも干渉できるので、つまりは勝手にこちらの領土を売られてしまうってことです。
いくら総魔力を共有してるからと言って、いきなり高い領土を売る必要はないだろと思うわけです。
そういった時は速攻リタイアしているものの、何回か同じようなことがあって、一人でやりたいと思ってしまいましたね。
ローカル対戦がないのは残念
こういうボードゲームには、ローカル対戦機能はあって然るべきでは?と思いましたね。
オンラインで遊ぶのも良いとは思いますが、対面だからこその読み合いもボードゲームの魅力の一つだと思っています。
手札を見ることで面白みが薄れてしまうなら、おすそわけ通信にこだわる理由はわかりますが、本作はそうではありませんので、ローカル対戦に対応しても良かったのではないかと思います。
俺には縁のない機能ですが、純粋に気になった部分です。
まだSteamとかなら分かりますが、Switch2やSwitchは対応してくれても良いんじゃないかなと。
オンライン対戦入室時のエラーが多い
オンライン対戦で初めて部屋に入ろうとした時の出来事。
部屋を確認して入ろうとしたら、必ずと言っていいほど以下のエラーが表示されます。

締切になったとかならいいんですが、更新するとその部屋の人数が減っていたりもしますし、何なら1人しかいない部屋でもこういったエラーが非常に多いです。
自分で部屋を作っていないのでその場合はどうなるのか分かりませんが、運が悪いと同じ土俵にすら立てない可能性があるのに、そもそも部屋に入れるかどうかという対戦になっているのも、ちょっと気になりましたね。
まぁ、一度入れたら離脱した人がいても最後まで止まることなく遊べているので、今のところは一度入ってしまえば大丈夫です。
最後に
今回は『カルドセプト ビギンズ』を紹介しました。
久しぶりにボードゲームをやってみようと思って購入してみました。
ある程度クリーチャーが事故らず、出目もある程度相応のものが出て、ある程度備える準備ができれば、最後まで楽しくオンライン対戦ができますが、そこまでの過程で空回りした時の面白くなさは異常ですね。
「対戦するってレベルじゃねーぞ!」と言いたくなるほど、運によってガラッと面白さが変わります。
ちなみにメインストーリーとサイドストーリーをクリアした時点では糞ゲー認定をしたほどでしたが、本日ようやく休みということで、普段やっているウォーキングすらやらずに朝から引き篭もってオンライン対戦メインで遊んでいるうちに、徐々に面白さの比重が大きくなってきた感じです。
これまで遊んでいた分に加え、本日10時間ほど遊んだことで、ようやく経験値が少し溜まった感じでしょうか。
運もあるので手放しで面白いとは言えませんが、ストーリーで終わらせずにオンライン対戦もやっておいてよかったと思います。
今後は金策のためにCPUと対戦しつつ、まったりとオンライン対戦も遊んでいく予定です。
運が悪かったら即離脱しますが。
それでは、また。


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