おはこんばんちは。
12月1週目に購入した2本のうちの2本目として、本作をプレイしてみました。
ただ、『メトロイドプライム』シリーズ自体は初代リマスターのみのプレイで、そこから本作に入る形になっています。
それでは、『メトロイドプライム4 ビヨンド』のレビューを綴っていきます。
作品概要
| 対応機種 | Nintendo Switch Nintendo Switch 2 |
|---|---|
| プレイ機種 | Nintendo Switch 2 |
| 発売日 | 2025年12月4日 |
| ジャンル | ファーストパーソンアドベンチャー |
| プレイ時間 | 約16時間 |
| プレイ状況 | ストーリークリア 難易度:ノーマル アイテム回収率100% グリーン・クリスタル全て収集 |
| ソフトウェアバージョン | Ver. 1.1.0 |
良かった点
本来の探索の楽しさは健在(ソルバレイを除く)
ソルバレイでの移動はとにかく虚しいものでしたが、各エリア内での探索そのものは素直に楽しめました。
各エリアを行き来するために、どうしてもソルバレイを経由しなければならない点は正直不満でしたが、それを除けば探索自体は悪くありません。
ストーリーが進み、ファイアショットやスーパーミサイルといった新たな装備を入手したあと、過去に攻略したエリアへ戻り、当時は進めなかった場所を改めて探索していく流れ。
そこで隠されたアイテムを見つけ、少しずつサムスが強化されていく過程は、メトロイドらしい探索の楽しさをしっかり感じられました。
だからこそ、ソルバレイは本当に邪魔だったとすら感じます。
これであれば、ソルバレイを丸ごと削除し、その分ほかのエリアを1つでも追加して、例えばボルトフォージとアイスベルトを直接行き来できるような構成にしたほうが、探索の面白さはより際立ったのではないかと思いますね。
孤独な戦いを支えてくれる仲間の存在
本作では、サムスと一緒に戦ってくれたり、裏方としてサポートしてくれる頼もしい(?)仲間たちが何人か登場します。
仲間が倒れた状態を放置しているとゲームオーバーになることが一度だけありましたが、基本的にはしっかり助けてくれる存在です。




『メトロイド』シリーズといえば、サムスが基本的に一人で戦い抜くイメージが強かったので、そうした仲間の存在は純粋にありがたく感じました。
だからこそ、ラストの展開は少し切なく、正直「どうにかならなかったのかな」と思ってしまったほどです。
イマイチな点
ひたすら虚しさだけが残るソルバレイ
ヴァイオラというバイクに乗れるようになったことで、そこを推したかった意図もあったのかもしれませんが、ソルバレイでの移動は正直、虚しさしか残りませんでした。
まず砂漠ということで見た目の変化が乏しく、どこまで行っても砂ばかりで、とにかく退屈です。
別に砂漠だからオアシスやサボテンを用意してほしいとまでは思いませんが、点在しているのは祠や連邦軍基地の瓦礫くらいで、移動していて楽しいと感じる要素がほとんどありません。

移動中に出てくる敵も、せいぜい2~3種類ほど。
てきとーに相手をして倒すか、面倒なら撒くだけで、緊張感も達成感もなく、何度も言いますが本当に虚しく、万が一倒されたらセーブポイントの関係でストレスが溜まるだけでプラス要素がありません。
さらに気になったのが、BGMが流れない点です。
せめて『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のような、自然に溶け込む感じのBGMでもあったほうが良かったのではないかと感じました。
実際、フューリーグリーンのような雰囲気がしっかり伝わるBGMが用意されているわけですし、その路線をソルバレイにも適用してほしかった、というのが正直なところです。
ちなみに、ストーリー進行に必要なグリーン・クリスタルがオブジェクトとして各地に配置されており、「これを破壊していく要素なら多少は楽しめるのでは?」とも最初は思いましたが、実際にはそんなことはなく、最後までただただ虚しさが積み重なるだけでした。
まぁ、ソルバレイはヴァイオラを引き立てるためにある意味犠牲になったとも言えますが、ファストトラベルがあれば、また違ったとは思うので残念でした。
苦痛が勝るグリーン・クリスタル収集
ストーリーを進めるために集める必要があるグリーン・クリスタルですが、主にソルバレイで収集することになります。
先にも触れたとおり、ソルバレイでの移動があまりにも辛いため、収集要素に関しては比較的抵抗がない俺でも、正直しんどさを感じました。
ストーリー進行上、すべてを集めなくても良い点はありがたいのですが、それでも「ここまで集めさせる必要があるのか?」と思ってしまうほど、作業感が強いです。
途中から場所が分かるようになるため、負担自体はある程度軽減されますが、それを踏まえても、必要個数はもう少し減らしても良かったのではないかと感じました。
ちなみに、すべて集め切ったらどんなアイテムが貰えるのか気になり、勢いで全部集めてみましたが、結果はギャラリー開放のみで、労力に見合った報酬とは言い難く、正直ちょっと悲しくなりましたね。

スキャン率100%でギャラリー開放は正直しんどい
ボス戦などで、どうやって攻略すればいいのかピンとこなかった時に活用していたのがスキャン。
最初は「そういう場面で使えばいいよね」くらいの気持ちだったのですが、スキャン自体がギャラリーの開放条件にも絡んでいることを知り、途中からは見つけたものは片っ端からスキャンするようになりました。

どれが対象になるのか正直よく分からなかったこともあり、手当たり次第にスキャンしていたのですが、その結果、探索のテンポが明らかに悪くなってしまい、正直なところ面倒に感じる場面も多かったです。
中には同じオブジェクトでもギミックを起動させるだけで、新たにスキャン判定になるのも面倒でした。
ログブックのスキャン率100%が条件であればまだ分かりますが、テンポを奪ってまでスキャンをして、それをギャラリー報酬にしてしまうのは、過去作でもこういった要素があるとはいえ、どうなのかと思いました。
やるとしたら、ギャラリー報酬にはせず、スキャンリストに記録される程度でやりたい人だけがやり込める要素で良かったように感じます。
ギャラリー開放が絡む以上、取り返しがつかない要素だとは思っていなかったので、「それを報酬条件にしてしまうんだ…」というのが正直な感想です。
ちなみに、途中から見つけたものは片っ端でスキャンをしていたものの、最序盤で銀河連邦兵やスペースパイレーツをスキャンしていなかった時点で、スキャン率100%は天地がひっくり返っても無理だったと知ったのはクリア後でした。
最後に
今回は『メトロイドプライム4 ビヨンド』を紹介しました。
本作はマウス操作にも対応している点を楽しみにしており、実はこのタイトルのために、Joy-Con2をマウス風に使えるアタッチメントまで購入していました。
ただ、そのアタッチメントがYボタンを完全に塞ぐ仕様で、モーフボールになれないという致命的な欠陥が判明。結局、最後まで通常のコントローラーでプレイすることになりました。
結果的には、なんだかんだでジャイロセンサー操作が一番やりやすかったですね。
ちなみに、プレイ全体を通して直感的に感じたこととして、本作はどこか妥協しているような印象を受けました。
一度仕切り直しになったタイトルという事情がありますので、もしかすると様々な制約があったのかもしれません。
それでも、ソルバレイさえもう少し何とかなっていれば、かなり面白い作品になっていたと思うだけに、そこが非常に残念です。
とはいえ、プレイした限りでは続編は出るだろうと感じていますし、次回作での挽回に期待しています。
……といって、次が『メトロイドプライム ピンボール』のような作品だったら困りますが。
とにかくまずは次回作に期待しつつ、あわせて『メトロイドプライム2』『メトロイドプライム3』のリマスターにも期待したいところです。
それでは、また。


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